失われつつある伝統技術を現代に蘇らせるためまとふ(matohu)が立ち上げた新ブランド「まとふ プロジェクト(matohu project)」より、「コ-ギン ステッチ」(CO-GIN STITCH)がミラノサローネで4月4日に発表される。 まとふが各地の手仕事や工芸をアートディレクションする同プロジェクトの第2弾では、津軽の伝統工芸である「こぎん刺し」に着目し、カフスや付け衿を新たにデザインした。「こぎん刺し」は江戸時代に津軽地方で朝の野良着を暖かく丈夫にするために、太い綿の糸で刺し子をしたことに始まり、その手仕事の美しさから民藝哲学者である柳宗悦も高く評価したことで有名だ。 今回デザインされた「コ-ギン ステッチ」の“コ(CO-)”はラテン語の接頭辞で“共に”、“一緒に”作業を行い一つにまとめることを意味する言葉で、手仕事とファッションにおける過去と未来を一つに作り上げるアイテムとして
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