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hegelに関するyanozのブックマーク (6)

  • ヘーゲル『精神現象学』に第二版は存在するか? - まだ先行研究で消耗してるの?

    はじめに 先日「ヘーゲル『精神現象学』覚書(9)」という記事に関して,Twitterで小田智敏さんと浦隆美さんよりコメントを頂きました.その際に頂いたコメントの中で,ヘーゲル『精神現象学』のテクストに関する疑問が出ましたので,その点に関して以下に述べたいと思います. ヘーゲル『精神現象学』に第二版は存在するか? 原崎道彦(1959-)先生の著作の中に『精神現象学』第二版に関する記述があります.少し長くなりますが引用します. ……ヘーゲルは『現象学』の第二版をだそうとしたのだった.だが,その『現象学』第二版はついに出版されなかった.というのは,ヘーゲルが『論理学』の第一巻・第一文冊の改訂第二版のための「序文」を書きあげたのが一八三一年の一一月七日のことだったのだけれども,その六日後の一三日にヘーゲルは急死してしまうからだ. …… けれども,すでにこのときヘーゲルは『現象学』の第二版のための仕

    ヘーゲル『精神現象学』に第二版は存在するか? - まだ先行研究で消耗してるの?
  • この復元には、従来のヘーゲル「歴史哲学」を覆すインパクトがある(伊坂 青司) | 現代新書 | 講談社(2/2)

    中国の「最高度の文化」への評価 第2版の「序論」では、世界史を〈東洋では一人が、ギリシア・ローマ世界では何人かが、ゲルマン世界では万人が自由であることを知っている〉とする周知の自由の発展図式が繰り返され、この図式がヨーロッパ中心の進歩史観という通念を流布させてきた。 しかし人数によって単純化された図式は、初回講義の中には見られない。見られるのはむしろ中国の「最高度の文化」への評価であり、ブッダの悟りや差別を破壊するイスラームにおける「自由」の精神への眼差しである。 逆に、万人が宗教的には自由であるはずのドイツについて、自由に程遠い現実を論じざるをえなかったヘーゲルの音が聞こえてくる。 自由の意識の発展という時間軸と地理的自然という空間軸の統合にこそ、「世界史の哲学」講義の原型があった。 しかし旧版では、初回講義の「序論」の中で論じられていた地理的自然の基的な位置づけの部分は大幅にカット

    この復元には、従来のヘーゲル「歴史哲学」を覆すインパクトがある(伊坂 青司) | 現代新書 | 講談社(2/2)
  • ヘーゲルに挫折しないための5冊 - 川瀬和也 研究ブログ

    西洋哲学史のなかでもトップクラスのとっつきにくさで知られるヘーゲル。この記事では、ヘーゲル哲学を学ぶための入り口を提案します。この夏、新たな挑戦としてヘーゲルに入門してみてはいかがでしょうか。 1.ヘーゲル哲学入門の難しさ 西洋哲学に興味のある者でその名を知らぬ者はいない、と言ってもよい大哲学者ヘーゲル。しかし、彼の思想を学ぶことには独特の困難が伴います。 1.1 文章が難解すぎる ヘーゲルの文章は非常に難解で、西洋哲学の中でもトップレベル。ヘーゲル自身も書簡でうまく書けないと嘆いており、専門の論文でも、例えば英語ならdense(濃縮された)やnotrious(悪名高い)と言った表現に何度も出会うほど。いきなりヘーゲルの著作を開いて、数行で挫折してしまった、という方も少なくないでしょう。 1.2 著書が手に入りにくい 哲学の古典と言えばまず思い浮かべる人も多いであろう岩波文庫。その岩波文庫

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  • 策謀と欲望 - HODGE'S PARROT

    mk さんが解説している、ヘーゲルの『歴史哲学講義』が面白そう……というわけで、棚を捜してみたら、あった。 中国における、侮辱を受けたものが行う「最高の復讐」──自殺という行為。なぜ自殺が復讐になるかと言えば、自殺者の敵のすべてがよびあつめられて拷問を受け、そして侮辱したものがつきとめられると、その人物はもちろん、その家族全員が死刑に処せられるからだ。だから侮辱を受けた者は自殺をするのである──復讐のために。 そして、その「事実」を受けて、ヘーゲルは、次のように記す。 中国流の罪の問いかたのおそろしい点は、行動者の主体的自由や道徳心の一切が否定されることです。モーゼの律法でも、犯意と過失と偶然事は厳密に区別されてはいませんが、それでも、あやまって人を殺したものは、隠れ家に身をひそめることができるのです。中国ではまた、犯罪者の身分の上下はまったく考慮されない。 G.W.F.ヘーゲル『歴史

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