本サイトは、南京事件、及び日中戦争についてのホームページです。 私の関心は、「事実は何か」ということにあります。イデオロギー的なものは極力排し、事実は事実として描く。私は本サイトを、そのようなスタンスで製作しています。 ときどき、内容をよく読まないままに、この点を誤解したコメントをいただくことがありますので、念のためにお断りしておきます。
二、南京事件をめぐる論争について (一)保守派内部の亀裂 (1)偕行社の方向転換 それから南京事件をめぐる最近の論争ですけど、まず重要なのは、 ここでも先ほどの天皇制をめぐるのと同様で保守派の中に亀裂が入っています。 これはご存知のように大分前ですけど、偕行社、 陸軍の正規将校の親睦団体である偕行社が方向転換をした。 最初の『証言による南京戦史』という連載ものでは、 日本軍はシロであるということを論証しようとして、 関係者から資料の提供や証言を求めたところ、捕虜の虐殺、 捕虜を殺せという命令を受けたとか、 そういう類の証言や記録がたくさんでてきちゃったんですね。 そこで総括の号で、加登川幸太郎さんという、戦後軍事評論家として有名になった、 旧軍人出身の人ですけど、編集者としてまとめをやって、 「中国人民に対しては非常に惨いことであった、 詫びるしかない」というまとめをするんですね。 加登川
BLUE ON BLUE(XPD SIDE) : なぜわれわれは南京にこだわるのか――自己倫理の賭金としての南京―― 詳しく解説をいただきました。「なるほど」と思い、特に異論はありません。 以下、あまり考えずに適当に書きます。最初からいいわけ全開だ。 ぼくが「なんで南京にそんなこだわるの?」と思うとき、そこには「なんでホロコーストじゃなくて」という気分も入っています。それとか「パレスチナ問題じゃなくて」等々。まぁ、そのへんは書かなかったので誰もわからないとは思うんですけどw ぼくが不思議に思うのはその辺なんですよね。あれでもなく、これでもなく、なぜあなたは南京にこだわることを選んだのか。id:crow_henmiさんの文章は、"南京大虐殺"を"ホロコースト"に置換しても、ほぼそのまま成立する。"パレスチナ国家を認めるか否か"でもだいたいいける。ではなんで、ある人は南京である人はホロコースト
フランスに留学中のサルトル研究者に東の劣化がひどいよと話してみたところ、メールが届いたので転載する。東批判は一通りなされた感があり、また、先日の常野さんの活躍によって東の小物振りが明らかになって、東の言説自体を取り上げることも少なくなってきていると思うけれど、サルトル研究者からみた東及び「ポストモダン」というのはこれで面白いと思う。 最初に断っておきたいが、知っての通り日本語文献が揃えにくい状況にあるので、どっかの本から引用する場合は、邦訳が存在する場合でも原書から俺が直接訳している。そのため、細心の注意は払うが、特にデリダのついては誤訳の可能性を否定しきれない。いずれにせよ、翻訳の責任は完全に俺に帰する。 東の発言について参照したブログの類は、お前から教えてもらったものがほとんど。 以下の通り。 http://d.hatena.ne.jp/toled/20081128 http://wa
東浩紀の発言から始まった年末南京事件騒ぎだけれども、このパターンほとんど年始のフロムダ氏の南京論争とそっくりで、わたしとしては以下の一年前の記事を再掲するだけで終わらせても良いくらいだ(この騒ぎでにわかにリバイバルしてアクセス数が増えている)。 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close to the Wall 続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close to the Wall 南京事件否定論は基本的にトンデモ - Close to the Wall 論争傍観者を自称する人間についての二つの問題 - Close to the Wall ただ、東のいっていることは単純に歴史修正主義容認論とみなしていいのかどうかはやや判断に迷うところなのでさておくが、ゼロアカ門下生藤田直哉id:naoya_fujitaの発言はひどいのを通り越してもはや犯罪的だと
崎山伸夫のBlog 「今般の東浩紀の言説をめぐる騒動で断固として東氏を私は支持する」 C.だとすれば。ポストモダニズム系リベラルは、たとえその信条が私的にどれほど許し難かったとしても、南京大虐殺がなかったと断言するひとの声に耳を傾ける、少なくともその声に場所を与える必要があるはずである(この場合の「耳を傾ける」=「同意する」ではない)。 (http://www.hirokiazuma.com/archives/000465.html) 一連の東浩紀の発言のうち上の引用部分(ないしそれと同趣旨の別の発言)に対して向けられている批判は、例えば次のようなものである。 2ちゃんにいけばふつうに(東スレでも!)修正主義者が跋扈している。Willや正論など、修正主義者の文章をお金を払って買ってくれる媒体もある。産経新聞など修正主義に寛容な全国紙もある。修正主義者の国会議員もいる。これ以上何を尊重しろと
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はてなブックマーク - 東はこういうべきだった・公共性と歴史と科学(追記で応答 - 地下生活者の手遊びに再応答。 小ネタエントリはさんだので、新しく応答エントリをたて、さらに突っ込んで考えてみますにゃ。とりあえずのまとめ。 再応答その1 id:wiseler "うん。【私的】な言論において、愚行がまかりとおることを僕も認める。" それを認められない人が、しかも大勢居るのがこの人の提起している問題なんじゃないの?/少なくともビックバンは確定してないです 問題提起はいいんだけれど、認め方が無節操すぎるのではにゃーかと。 ビッグバンは確定していにゃーとしても、まっとうな科学仮説であることは事実。 科学仮説は灰色のものからほとんど確定的なものまであるけど、真理そのものではありえにゃーというところが重要。 科学仮説はあくまで近似であり、その意味において歴史学における学説と地続きなのですにゃ。 再応答
furukatsuさんのブックマークコメントについて手短に。 ⇒工作員発見 - apesnotmonkeysの日記 ⇒革命的非モテ同盟跡地 furukatsu 歴史, 思想 そこが理解できないんだ。70年前死んだ中国人のことを本気で思うことは出来ない。よっぽどkanonの方が実感があるんだ。現実の政治問題としてのポジショニングは理解出来るけどね。 (http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20090601/1243838801) id:furukatsu氏は「言論の自由を盾にエロゲーへの法規制に反対する人たちって、やっぱ現実の性暴力のことなんかどうでもいいと思ってるんだ」という印象を与えるために努力しているようです。 工作員発見 - apesnotmonkeysの日記 それ以前の問題で、誤読されているとは思いました、
きちんと論点を整理したエントリを書くつもりだったのですが、なんと相手が「俺の真面目な話」を別に真摯に聞いてもらわなくても構わないというひとだった、ということが判明したので、当初の予定よりも簡潔にすませます。丁寧に論拠を挙げるといった作業は省略します。なんせ相手が真摯に聞いてくれそうにないですし。 (1)私の主張とは? 「古典的な自由主義の原則を想起させれば議論は終わり」、あるいは「現行法以上の法規制は問題外、してはならないだけでなくそもそも議論にも値しない」といったタイプの議論はダメダメだ、ということ。それも二重の意味で。 法的に許容される表現と許容されない表現についての現在の(日本における)線引き、裏を返せば表現による被害のうち法的な救済の対象となるものとならないものについての線引きは、はじめからある種の被害については法はタッチしないことを予定している。しかしそうした被害も、現行法で刑事
また南京事件で盛り上がってますね。 中国は南京事件を政治利用しているという人がいますが、少なくとも日中国交正常化以降、中国が南京事件に関して「謝罪と賠償」を要求したことは一度だって無いし、毒ガス問題など個別イシューを除けば日中間で歴史認識が政治問題になっているのは唯一靖国くらいのものですが、もちろん中国は南京事件があったことをもって靖国神社への参拝に反対しているわけではないのです。 さて、この問題が蒸し返されるときにはきまって、南京事件あったかなかったか「どうでもいい」と思っているのに南京事件「論争」にはいっちょ噛みたいと思っているのが多すぎるのが問題をややこしくしていると思うのですが、それはポストモダニズム系リベラルの問題として表すことができるかもしれません。 つまり、劣化版東浩紀です*1。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20081215/p1#c122932
南京事件を否定してしまうのは入門知識すら身につけてない証 - 模型とかキャラ弁とか歴史とか 史実派と否定派をどっちもどっちと言うのは只の知的怠惰の表明 - 模型とかキャラ弁とか歴史とか みんな、けっこう気づいていないみたいだ。 たとえば、ちょっと前に有名となったWIKIの「親日有名人」に、このような人が入っている。 親日有名人 - 国民が知らない反日の実態 - アットウィキ たかぽん(本名不明) 国籍:日本1994年12月31日現役中学二年生。歴史問題に取り組み南京大虐殺がなかったことや愛国活動を続けている。 インターネットは今、中学生も小学生も使っている。「南京大虐殺」をうそといったり、うたがわしいという人の中には、小中学生がいるんだ。つまり、学校の歴史で「南京大虐殺」について学ぶ前かもしれない。 だから、むずかしい言葉をできるだけ使わないよう、がんばって教えるよ。 それでもわからない言
ポストモダンなの? 史学なめてんの? 一党独裁体制の中国に学問の自由がないことと日本側資料の存在はまったく別の問題です。政治問題なのは大勢の人間が死んだ、「日本軍に殺された」からです。箱の中の猫の生死の話をしているのではない。70年前の史実の話をしている。人の生き死にをめぐる史実について議論することは箱の中の猫の生死について議論することではない。 史実について議論するなら第一に資料の史学的な検討とその成果が前提で、南京戦史をスルーして量子力学の議論にしている人は何なのか。資料検討なめてんの? 現実の虐殺を量子力学の問題にしてしまうのがポストモダンということか。ポストモダニズムとデリダに謝るべき。改めて、東浩紀のスタンスはまずい。呆れたので書いた。 リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか (講談社現代新書) 作者: 東浩紀,大塚英志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/
南京事件を否定してしまうのは入門知識すら身につけてない証 - 模型とかキャラ弁とか歴史とかのコメント欄やはてなブックマーク - 南京事件を否定してしまうのは入門知識すら身につけてない証 - 模型とかキャラ弁とか歴史とかでの案の定な反応には何とも言えない残念な気持ちにさせられますね。 それではぼちぼち答えていきますか。 何で「30万人説」を否定するとおこられるの? 日本側の研究では30万人説の蓋然性が低いことは常識です。なのに「30万人説」を否定してどっちもどっち的なことを言うと(この論争においていつものことですが)おこられたりすることがあるわけです。理不尽に思えますよね。その反感わかりますよ。 その事情を説明しますので読んでいただければと思います。 6「虐殺少数説」の登場 本章で見てきたように、一九八〇年代は、南京事件をめぐる激しい論争に触発されながら、南京戦に参加した旧軍関係者の記録や証
編集元:ニュース速報+板より「【ネット】 米国人「南京大虐殺の際、中国軍はなぜ市民を守らなかったの?」→中国人、google検索でも資料なく回答不能★8」 1 ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★[off_go@yahoo.co.jp] :2009/05/24(日) 12:09:29 ID:???0 ★【中国ブログ】南京大虐殺の際、中国軍は何処で何をしていた? ・南京大虐殺に対する日本と中国の認識には一定の溝が存在するようだ。 中国側は2―3カ月という期間に30万人の中国人が日本軍によって虐殺されたと主張している。このブログは中国人ブロガーが南京大虐殺が行われていた期間中、中国の軍隊は何処で何をしていたのかという質問に対しての考えを綴ったものである。以下はそのブログより。 ---------------------------------------------
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