信州大学の入学式における、山沢学長のスピーチが話題になっている。先行する記事で「スマホやめるか、大学やめるか」の見出しとともに 山沢学長は、昨今の若者世代がスマートフォン偏重や依存症になっている風潮を憂慮。「スイッチを切って本を読み、友だちと話し、自分で考える習慣をつけ、物事を根本から考えて全力で行動することが独創性豊かな学生を育てる」と語りかけた。 と報じられたのが原因だ。この記述だけでもちょっとまずいな、と思っていたのだけど、全文を読んでみて、その思いが確かになった。なので、この件について手短に。 まず、全文が出たことで「やっぱり言ってることはまともだった」という感想が多いことについて、僕も異論はない。最初から「大学でスマホを禁止する」などと言っているとは思わなかったし、入学式のスピーチでそんな極端なことを言うはずもないだろうと思っていたからだ。 だが問題なのは、「スマホ依存症」に対す
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毎日、忙しく仕事をしている。週末は友人たちと遊ぶ予定が詰まっている。退屈する暇なんてないはずなのに、なぜか無性に虚しくなる時がある。理由は分からないけれど、体に大きな空洞ができたような感じがする。怖い。 空白が、怖くて怖くてたまらない この空白感を埋めるために、人は様々なモノにハマっていく。酒や食べ物、恋愛、買い物、ギャンブル、テレビゲーム、インターネットなどなど。ハマりすぎると体を壊したり破産したり他人に迷惑をかける恐れもある。でもやめられない。シラフになって空白感と向き合うのが怖いから、何かに酔い続けていたいのだ。 ある習慣への病的な執着状態を、専門用語で「嗜癖(アディクション)」と言う。治療の現場では、生理的な依存状態を示す「中毒」とは区別されて使われている。つまり、酒にのめり込んだ(嗜癖した)結果として中毒になるのだ。 『嗜癖する社会』の著者は、アルコールなどへの依存症問題にセラピ
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