昭和44年創業の鳥と鰯料理の酒場。メインは、豊洲からその日に仕入れたイワシ。様々な調理法で提供する鰯料理は、およそ20種ほどが楽しめる。鰯は庶民の味だからこそ鮮度や味付けに気を使うのだという。吉田さんはご常連たちと乾杯し、シメにオススメだというメニューを享受。それは、かつて裏メニューだったがあまりにも皆が頼むのでレギュラーメニューになったというものだった。
もちもちした食感の皮に、上品な甘さのあんこがたっぷり入ったたい焼き。諸説ありますが、特に有力なのが明治42年(1909年)に、今回ご紹介する三大たい焼き店のひとつ「浪花家総本家」が発祥だとする説が濃厚です。当時すでにあった今川焼きやどら焼きから派生したとされています。従来の大判の形以上のヒット商品を生み出したい気持ちから、試行錯誤の末、魚の鯛の形で売り出して、一躍ヒット。縁起物の鯛が高価で手に入りにくかったことから、「めでたい」形をした粋なおやつとして、庶民の間で人気を博し、今でも多くの人に愛されるお菓子になりました。時代が進むにつれ、たい焼きの具材も多様化。王道のあんこに加えて、チーズやチョコレート、クリームなども用いられるようになりました。 ちなみに、たい焼きには「天然物」と「養殖物」という分け方があるのはご存じでしょうか。鉄板に生地を流し込んで、一気にまとめて焼き上げるのが「養殖物」
昭和初期に誕生し、時代をこえて子どもたちから愛されてきた「お子様ランチ」。かわいいプレートに、ハンバーグやエビフライなど人気の洋食がもりだくさん。ライスの山には小さな旗が立てられています。そのビジュアルが、なんとも子ども心をくすぐるんですよね。 そんなお子様ランチの発祥が、東京・日本橋三越本店だったことをご存知でしょうか? 今回はお子様ランチの歴史から、現在のお子様ランチメニュー、子ども心を忘れない大人に向けた「大人様ランチ」まで、日本橋三越本店のレストラン担当者に教えてもらって徹底解説します。 現在では全国に広まって一般的なメニューとなり、多くのレストランで楽しめるお子様ランチ。その起源は、日本橋三越本店で「御子様洋食」が提供された1930年にさかのぼります。 お子様ランチの発祥は東京・日本橋三越本店 1907年(明治40年)に創設された、東京・日本橋三越本店の食堂部(=レストランを担当
画像提供:日本郵政不動産株式会社五反田の旧ゆうぽうと跡地に複合施設「五反田JPビルディング」が誕生2024年春グランドオープン、「OMO5東京五反田 by 星野リゾート」が入居 2023年12月11日、五反田の大崎広小路駅前にある旧ゆうぽうと跡地に、大規模複合施設「五反田JPビルディング」が完成した。 同プロジェクトは日本郵政不動産が進めてきた、高さ約97メートル、地下3階〜地上20階建ての大規模開発。基準階約3305平方センチメートルのオフィスを中心にホテル、商業施設、シェアオフィス、ホールなどの機能を備える。「TOKYO, NEXT CREATION」をコンセプトに、2024年春グランドオープン予定だ。多様な出合いと交流、新しい価値創造を促す次世代の街の拠点を目指すという。 画像提供:星野リゾート 地上1~3階は新たなコミュニティ形成につながるサードプレイスと位置付け、フードホール、シ
北区の旧古河庭園にある洋館「旧古河邸」と、文京区の「銅(あかがね)御殿(旧磯野家住宅)」が新型コロナウイルスの影響で運営資金不足に陥っている。双方の建物を管理運営する公益財団法人大谷美術館は先月から、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで支援を呼び掛けている。 (砂上麻子) 旧古河邸は、鉱山などで財をなした古河家の本邸として一九一七(大正六)年に完成。鹿鳴館など文明開化を象徴する建物を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(一八五二〜一九二〇年)が設計した。洋館内部に和室を取り込んだ珍しい構造で、都公園協会管理の庭園とともに国名勝に指定されている。 洋館を背景に約百種類のバラが咲く庭園は写真撮影スポットとして知られる。二〇一九年に亡くなった日本文学研究者ドナルド・キーンさんは園内を散策し、「ここで暮らせば幸せになれる」と直感。窓から庭園が見えるマンションに住みたいと目当ての部
東京都日野市の豊田(とよだ)地区(旧豊田村)産の大麦で造ったビール「豊田セゾン」をはじめ、都内のクラフトビールを味わえるイベント「豊田収穫祭」が30日と10月1日、同市のJR豊田駅近くの豊田1号公園で開かれる。入場無料。(服部展和) 明治時代に豊田地区で造られていた多摩地域最古のビールにちなみ、農家と住民有志らが2018~22年、地場産大麦で造った「PREMIUM TOYODA BEER」を販売。メンバーらは一般社団法人トヨダ・エリアマネジメンツを設立し、ビールによる町おこしに取り組んでいる。 収穫祭は昨年スタートした。豊田地区の農家4戸が約1500平方メートルの畑でビール用の大麦を栽培し、今年は約350キロを収穫。石川酒造(福生市)に醸造を依頼し、ベルギー発祥のエールビール「セゾン」のような軽い口当たりのビールに仕上げ、「豊田セゾン」と名付けた。出来たてのビールを味わえるよう会場に千リッ
にいがた通信 にいがた通信は、新潟県新潟市の地域情報サイトです。新潟市民にしかわからないグルメ、イベント、開店・閉店などの雑談ネタを、市民目線でモリモリと発信していきます。 あれは去年2022年4月… 表参道にある新潟のアンテナショップ 『ネスパス』の閉店が発表に! それはそれは新潟がザワついた…涙 2023年12月に閉店ってことだから 1年をきった…新拠点どうなる?! なとこに県から発表が!! 新たな設置場所が決まったらしい〜! 情報読み込むガタ子… 「選ばれる新潟」の実現に向けて… ってなんかカッコいい。笑 さぁさぁ…どこなのよ〜! 渋谷からの〜…銀座!! 銀座だって〜〜!ざぎんだざぎん。 ザギンでガタニイ〜!! 銀座中央通りを1本入った 『銀座鈴らん通り』にオープン予定!と… ストリートビューで擬似散歩。笑 『銀座駅』から地上に出て… 『VERSACE』と『Manneken』の間を
東京・渋谷区の2エリア(富ヶ谷・道玄坂)に、「TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK」が2023年、「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA」が2027年3月頃に、順次開業する。 「TRUNK(HOTEL)」ブランドの新ホテル開業へ 「TRUNK(HOTEL)」は、振り切った刺激や体験を求める「ディスラプティブ」と、トレンドの最先端を掴みにいく「エッジー」の顧客層に向けたホテルブランド。現在渋谷・神宮前においてホテル1軒を運営している。 新たに展開する「TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK」は、渋谷の中でも今最も注目を集める“奥渋エリア”に位置し、自然豊かで閑静な代々木公園がすぐそばのラグジュアリーブティックホテル。
この記事は『0メートルの旅』という本に収録されている、2019年のGWに書かれた文章です。GWを記念し、無料公開します。 僕は人間よりイノシシが多い田舎で生まれ育った。だから上京したあとも人混みが苦手だ。満員電車に乗ると目眩がして、じきに視界が遠ざかっていく。そのせいで電車通勤も電車通学もしたことがない。 時は2019年のゴールデンウィーク。空前の大型10連休である。日本全国あらゆる場所が混みに混み、栃木県では宿泊料金が471%上昇したという。恐ろしくて出かけることすらままならない。きっとむせ返る人の波にさらわれるだろう。そういう被害妄想に怯えている。 なら自宅に居ればいいのでは、と思われるかもしれない。でもそれも嫌だ。なぜなら寂しいからだ。GWに一人で家にこもるのはとても寂しい。かと言って人混みは苦手だ。そういう複雑な心境を抱えている。 そう、あれだ、ヤマアラシのジレンマ。鋭い針をもつヤ
2023年04月16日08:30 第二六本木ヒルズとも呼ばれている森ビルによる「六本木五丁目西地区」の現在状況!延床面積105万㎡規模で高さ300m超えの噂(2023.4.13) 六本木ヒルズエリアで計画されている「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画地に赤い網掛けをした空撮(2020年12月撮影)です。事業協力者の森ビルの発表では「六本木五丁目プロジェクト」、世間的には「第二六本木ヒルズ」とも呼ばれている延床面積約105万㎡の超大規模再開発で、高さ300mを超える超高層ビルが建設されると噂されています。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。 森ビルの主要プロジェクト[出典:森ビル] 「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」は「六本木ヒルズ」東側の超大規模再開発で、現在わかっている規模は区域面積約8.2ha、延床面積約105万㎡、事業者は六本木五丁目西地区
明治中期から後期の #多摩川 は上流部の森林が荒廃しており、渇水や濁水が頻繁に発生していました。そのため #尾崎行雄 東京市長は東京市が水源林の経営を行うべきと決断し、水源地帯の買収、植栽や崩壊地の復旧などの施策を講じました。その結果現在の豊かな水道水源林が形成されることとなりました。 pic.twitter.com/U8qHfdIXFm — 東京水道株式会社【公式】 (@Tokyo_Water_Co) July 19, 2022 先日、東京都の持っている巨大な水源林にいってきた。 デジタル技術も都市を支えるインフラの一つになりたい。その際、水道局、下水道局、港湾局、交通局などの既存の都市インフラの先輩部局の在り方が参考になるのではと思いインフラ系部門の現場に時間をみては行って話をきいてる。 これが毎回、滅法、面白い。今回は水道局の奥多摩から山梨県甲州市にかかる水源林に行ってきた。以前に行
開催都市契約 第 32 回オリンピック競技大会(2020/東京) ※本日本語版は、国際オリンピック委員会、東京都、日本オリンピック委員会の三者で締結し た開催都市契約を、日本国内向けに日本語に訳したものです。表現等が異なる場合には、英 語版を優先します。 開催都市契約 第 32 回オリンピック競技大会(2020/東京) 1 目 次 序文 .................................................................... 5 序文.............................................................................5 Ⅰ. 基本原則............................................................. 9 1. 大会組織
蒲田といえば「羽根付き焼き餃子」が名物だが、この生みの親が『你好本店』のオーナー・八木功さん。『你好 恵馨閣』のオーナー・永田恵子さんは、その娘さんだ。 永田さんは結婚して専業主婦となり、ご主人の仕事の都合で一時アメリカで暮らしていた。帰国後、子育ても終えたので、何か商売をやろうと考えたときに浮かんだのが、父がやっていた中国料理の店だった。 開店に当たっては、中国人の料理人やスタッフを雇い、本格的な中国料理を提供する一方、看板料理として父の店と同じ羽根付き焼き餃子を出すことにした。 『你好』は蒲田に4店舗あるほか、渋谷や目黒、町屋などにも7店舗出店している。餃子は全店で同じ味を提供するために八木功さんが統括する工場で一括生産しているので、この店でも本店と同じ味が楽しめるというわけだ。
東京都庁は2021年2月、デジタルシフトで新たな都政をつくる「シン・トセイ」戦略を発表した。主導する宮坂学副知事はIT業界から転身後、都庁のデジタル化の陣頭指揮をとり「新型コロナウイルス感染症対策サイト」を立ち上げて一躍時の人となった。その宮坂氏が考える東京都の新たなデジタル戦略とは。 シン・トセイは「逃げ場をなくす」ネーミング ――2月に都庁では都政の構造改革戦略として「シン・トセイ」を発表しましたが、このネーミングにはどんな想いを込めたのですか? 宮坂氏: 最初に部下からこの案で行きたいという提案を聞いたときはリスクの高い名前だと思いました。もし改革が緩いと「現都政のままじゃないか」と絶対に言われますから。いまは「逃げ場をなくす」という意味でいい言葉だなと思っています。 「シン・ニホン」を書いた安宅和人さん(ヤフーCSO)と「このままだとチン(沈)・ニホンだよね」と話していたのですが、
麻布・広尾・目黒という土地のイメージと歴史について考える、ジェイ・エム・アール生活総合研究所社長の松田久一さんの連載(全3回)。2回目のテーマは、江戸の町の発展について。 麻布、広尾、目黒という主に日比谷線沿線の地名を聞くと、芸能人や著名人が多く住み、住みたいが手の届かない「山の手」の「お屋敷町」、「高級住宅街」というイメージがあります。実際、沿線別の路線地価は極めて高くなっています。 他方で、地元民や年配者などは全く対極のイメージも持っています。意外ですが、「原っぱ」、「庶民層」、「ブルーワーカー」などの印象です。この地域の1960年代は、映画『ALWAYS三丁目の夕日』の舞台に近いかもしれません。 この二重性をひも解いてみようとするのが本稿の狙いです。3回続きの第2回は、江戸の町の発展という側面から。 ※ ※ ※ 目黒は、江戸城から離れていたにも関わらず、町奉行の支配下に置かれた例外的
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