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能に関するyyamaguchiのブックマーク (329)

  • “高砂尽くし”の披露宴 – 能楽師 澤田 宏司

    昨日は五雲会の後に、恵比寿のウェスティンホテルにて大鼓方の大倉栄太郎さんの結婚披露宴に出席して参りました。 . 大倉栄太郎さんは東京芸大時代の同級生で、当時能楽専攻の仲間たちと栄太郎さんの鎌倉の自宅に泊まりがけで遊びに行ったりしたのが懐かしい思い出です。 . . 我々能楽師の結婚披露宴では、乾杯の前に「高砂」の祝言小謡「四海波」を謡うのが慣例になっております。 昨日も宝生和英御宗家の御発声のもと、出席した能楽師が全員立ち上がって「四海波」を謡いました。 . 昨日はシテ方と三役のたくさんの流儀が勢揃いした披露宴でしたが、実は「四海波」の詞章や節は流儀によって異なるのです。 私も初めて能楽師の披露宴に出席した時は、違う節が聞こえてきて戸惑いました。 しかし今ではそれにも慣れており、昨日も宝生流の「四海波」を大声で謡いました。 ところが最後の部分の「君の恵みぞ有り難き」を「君の恵みぞ有り難や」と

  • 九龍ジョーさんと乙武洋匡さんの息もつかせぬ面白さ…2024年は古典芸能鑑賞を趣味にしたい!|コンサバ会社員、本を片手に越境する|梅津奏

    コンサバ会社員、を片手に越境する 2023.12.24 公開 ツイート 九龍ジョーさんと乙武洋匡さんの息もつかせぬ面白さ…2024年は古典芸能鑑賞を趣味にしたい! 梅津奏 「歌舞伎の楽しみは“縦と横”」「落語は理想の世界」「能はサウナ」 11月のとある夜、降り立ったのは北参道駅。予定より早めに来て原稿をやろうと思っていたのに、冷えと疲れで頭痛がひどく、駅前のスタバは私の目の前の客で満席に。トボトボと寒空の下を歩きながら、「早く帰って横になりたい…」なんて弱気になる私。

    九龍ジョーさんと乙武洋匡さんの息もつかせぬ面白さ…2024年は古典芸能鑑賞を趣味にしたい!|コンサバ会社員、本を片手に越境する|梅津奏
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2023/12/26
    「幻想的な舞台を観ながら、心も頭もどこかに持っていかれてぼーっとする感じ。うとうととまどろむ感じは、いわばメディテーション。そう、“サウナ”の楽しみ方と同じ!」
  • 1508夜『世阿弥の稽古哲学』西平直|松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    1508夜『世阿弥の稽古哲学』西平直|松岡正剛の千夜千冊
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2023/12/11
    「昭和の世阿弥こと観世寿夫が説明したように、能を演ずるとは「型と型をいかにつなぐか」ということであり、「型から型への変化をどう連続させるか」なのである。」
  • 世阿弥のことば:ビジネスパーソンに捧ぐ

    世阿弥が残した『風姿花伝』を始めとする多くの著作は、演劇や芸術についての考えが述べられたものですが、世阿弥のことばの深さはそれだけではありません。今でいえば、「観世座」という劇団のオーナー兼プロデューサーでもあった世阿弥は、劇団の存続のためにはどうしたらいいかを考え抜きました。 それは役者の修行方法から始まり、いかにライバル劇団に勝ち、観客の興味をひくにはどうすべきかなど、後継者に託す具体的なアドバイスを記したものが、彼の伝書です。いわば、芸術のための芸術論というよりは、生存競争の厳しい芸能社会を勝ち抜くための戦術書ともいえるものです。 世阿弥は、観客との関係、人気との関係、組織との関係など、すべては「関係的」であり、変化してやまないものと考え、その中でどのように己の芸を全うするか、ということを中心に説いています。 「能」を「ビジネス」、「観客」を「マーケット」、「人気」を「評価」として読

    世阿弥のことば:ビジネスパーソンに捧ぐ
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2023/07/04
    「「初心忘るべからず」とは、それまで経験したことがないことに対して、自分の未熟さを受け入れながら、その新しい事態に挑戦していく心構え、その姿を言っているのです。」
  • 能 狂言『鬼滅の刃』追加公演が決定

    昨年、東京と大阪で上演され大きな話題を呼んだ「能 狂言『鬼滅の刃』」の追加公演が決定した。 追加公演のチラシ 今回は、京都・福岡・愛知・神奈川の全国4か所をまわる。 東京と大阪公演ではチケット抽選に外れた方が大勢いたと聞く。追加公演で、まだ観劇できていない多くの方々が「能 狂言『鬼滅の刃』」を体験できることだろう。 2月現在、映画「劇場版『鬼滅の刃』遊郭編・刀鍛冶の里編」が上映されており、〝鬼滅の刃熱〟は今後もまだまだ続きそうだ。 野村萬斎師(演出・謡補綴/鬼舞辻無惨役 他)コメント 昨年大好評頂きました「能 狂言『鬼滅の刃』」ついに、追加公演決定です!京都の金剛能楽堂、福岡の大濠公園能楽堂、愛知の名古屋能楽堂、神奈川の横浜能楽堂と、全国の回れなかった場所に行きますので、公演を心待ちにしてくださった皆様、お越しください。声と身体のみであらわす能 狂言の手法は回数を重ねるごとにパワーアップ

    能 狂言『鬼滅の刃』追加公演が決定
  • 映画『犬王』“歴史に隠された能楽師”を描くミュージカルアニメ、アヴちゃん×森山未來×湯浅政明監督

    映画『犬王』が2022年5月28日(土)公開。古川日出男原作の「平家物語 犬王の巻」が、湯浅政明監督によって、長編アニメーション化される。 平家物語で描かれた能楽師・犬王がアニメーション映像化映画『犬王』は、実在の能楽師・犬王をモデルに、 “能楽”をミュージカルアニメーション化した長編作品だ。 主人公の犬王は、観阿弥・世阿弥とともに、南北朝~室町時代を生きた能楽師であるが、彼が描いた作品は、現在にまでいっさい残されておらず、謎に包まれた人物。三代将軍・足利義満の愛顧を受け、観阿弥、世阿弥よりも贔屓にされていたといも言われているが、その詳細は明らかになっていない。 映画『犬王』では、600年の時の中で消えつつも、今にまでその名を残す犬王のわずかな歴史を着想源に映像化。軍記物の名作「平家物語」全訳のスピンオフ作品とも言われる、古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を日のトップクリエイターたちが、

    映画『犬王』“歴史に隠された能楽師”を描くミュージカルアニメ、アヴちゃん×森山未來×湯浅政明監督
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2022/04/24
    「室町の京の都、猿楽の一座に生まれた異形の子、犬王。周囲に疎まれ、その顔は瓢箪の面で隠された。ある日犬王は、平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚と出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。」
  • 野村萬斎演出「能 狂言『鬼滅の刃』」制作発表会見レポート~能の五番立形式で「観客の想像力に訴える」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

    「能 狂言『鬼滅の刃』」が、2022年7⽉26⽇(⽕)から31⽇(⽇)まで東京・観世能楽堂GINZASIXで、12⽉9⽇(⾦)から11⽇(⽇)まで⼤阪・⼤槻能楽堂で上演される。 アニメ化もされ国内のみならず全世界で人気を集めている、吾峠呼世晴による漫画作品『鬼滅の刃』を、狂言方和泉流の野村萬斎の演出で能 狂言化することが昨年12月に開催された『ジャンプフェスタ2022』にて発表され大きな話題となった。補綴(脚制作)は自身が主宰する木ノ下歌舞伎で現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信し続けている木ノ下裕一、監修はシテ方観世流で人間国宝の大槻文藏が担当する。主な配役も2022年4月4日(月)に発表され、竈⾨炭治郎と竈⾨禰豆子をシテ方観世流の大槻裕一が務めることが明らかになった。大槻文藏は下弦の伍・累役、野村萬斎は⻤舞辻無惨役、竈⾨炭⼗郎役、天王寺松右衛⾨役としてそれぞれ出演もする。 作の

    野村萬斎演出「能 狂言『鬼滅の刃』」制作発表会見レポート~能の五番立形式で「観客の想像力に訴える」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2022/04/14
    「炭治郎が鬼狩りをする修羅物、禰豆子が主人公の鬘物など様々な種類の能の演目を行い、最後は切能として文蔵先生による那田蜘蛛山の累の話で終わるという一種のオムニバス方式」
  • 【インタビュー】 日本全国 能楽キャラバン!開催中 〜観世銕之丞師に聞く〜

    2021年7月より、日全国 能楽キャラバン!公演が各地で開催されているが、この一連の公演はすべて能楽協会の主催または共催で実施されている。このたびのキャラバン公演のことなどについて、能楽協会理事長の観世銕之丞師にお話をうかがった。 今回の能楽キャラバンについて─ 現在は新規感染者数も落ち着いてきて、各能楽堂や劇場、飲に関してもだんだん解放されていますが、全国の各自治体の公演は完全には回復していないのが現状です。来年に延期、つまり実質は今年の開催を中止する公演もいくつかあります。各自治体の担当者が責任を負えないということもあるのでしょう。また、これまで能をよくご覧になられていたお客様の中には、コロナ禍でステイホームが長かったこともあって、あまり外に出かけなくなった方もいらっしゃいます。その分、新しいお客様にも来ていただきたいと思っていますし、各能楽団体、各能楽師にとって、今回の能楽キャラ

    【インタビュー】 日本全国 能楽キャラバン!開催中 〜観世銕之丞師に聞く〜
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/12/11
    「従来のお稽古のままでよいのか、能をもっと深く知るための稽古というものもあるでしょうし、お稽古のやり方はみんなで考えていきたいですね。」
  • 初夏に登場する花の精:「杜若」「藤」|檜書店

    前回、「春の能」として桜の精霊が登場する演目をご紹介しました。 今回は初夏に登場する花の精霊をご紹介します。 ●杜若(かきつばた)旅をする僧が三河国(愛知県)で沢辺に咲く杜若を愛でていると、一人の女性が声をかけてきて、ここは在原業平(ありわらのなりひら)が和歌を詠んだ八橋という場所だと言います。日が暮れ、その女性は自分の庵に僧を招きます。 すると女性は、業平の形見である初冠(ういかむり)と二条の后の唐衣(からころも)着けて現れます。そして、自分は杜若の精であると言います。 また業平は歌舞の菩薩の化身であるため、心がない草木までも救う力があると告げます。杜若の精は『伊勢物語』に登場する和歌を歌いながら舞い、夜明けとともに姿を消しました。 『伊勢物語』に綴られる在原業平の「かきつばた」の文字を使って詠んだ和歌が登場します。 からころも(唐衣) き(着)つつ馴れにし つま()しあれば はるばる

    初夏に登場する花の精:「杜若」「藤」|檜書店
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/05/08
    「和歌の技法の一つ「折句(おりく)」を使った歌です。現在で言う「縦読み」ですね!」
  • 世阿弥の名言「初心忘るべからず」の真意、初心は老後にも持つべきものだった!

    リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 名著で読み解く新常態 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、大きく変わりつつある「常識」。歴史的名著や確立した理論をもとに現状を解釈

    世阿弥の名言「初心忘るべからず」の真意、初心は老後にも持つべきものだった!
  • 『俺の家の話』は、「ドラマのお約束」をひっくり返した傑作だった…!(岡室 美奈子) @gendai_biz

    能とプロレスの意外な共通点 能とプロレスは正反対のように見えて、実は似ている。宮藤官九郎脚『俺の家の話』はそのことを見事に活かした傑作ドラマだった。 両者が正反対なのは一目瞭然だろう。能が日の格式高い伝統芸能であり人間国宝を擁するのに対して、プロレスは肉体がぶつかり合う格闘技であり大衆的なエンターテインメントだ。そして能の宗家が血縁による世襲制であるのに対して、プロレスの団体は技の継承はあっても血縁とは無関係である。 しかし両者には意外と共通点も多い。たとえば能舞台とリングはどちらも観客に囲まれた四角い空間だし、能役者とプロレスラーはそれぞれに面/覆面をつけ、作中で言われるようにどちらも体幹が重要で、そして何より、生と死にかかわるという点で共通している。 能とは夢幻能に代表されるようにしばしば亡霊が登場する、生と死をめぐる芸術である。プロレスも実は生と死にかかわる格闘技だ(『俺の家の話

    『俺の家の話』は、「ドラマのお約束」をひっくり返した傑作だった…!(岡室 美奈子) @gendai_biz
  • 『俺の家の話』ドラマ史に残る最終回 宮藤官九郎から“俳優”長瀬智也に捧げられた敬意と愛

    微妙に噛み合わない会話や、突然消されてしまう稽古場の電気。前半15分の違和感が、さくら(戸田恵梨香)の「亡くなったの」の一言で一気に回収されるCM前。まさかこんな展開が待ち受けているとはと驚くのも束の間、次から次へと描かれる秀逸な描写の数々に、宮藤官九郎という脚家の巧さと、俳優・長瀬智也に対するこの上ない敬意と愛情が表れつづけた『俺の家の話』最終話。これは長瀬の花道を飾る作品としても、純然と一のドラマとしても完璧な最終回であり、ただただ脱帽するばかりだ。 脳梗塞による危篤状態から、寿一(長瀬智也)の懸命な掛け声によって奇跡的に一命を取り留めた寿三郎(西田敏行)。そして大晦日の引退試合に向かった寿一。年が明け、寿一は新春能楽会で舞う「隅田川」の稽古に勤しむ。迎えた当日、地謡として参加する寿三郎はある違和感に苛まれる。門下生たちから「御愁傷様」と言われること、まだ到着していない寿一、寿一が

    『俺の家の話』ドラマ史に残る最終回 宮藤官九郎から“俳優”長瀬智也に捧げられた敬意と愛
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/03/27
    「「俺が息子なら出てくるよ。だって会いてえもん」と言っていた寿一の言葉もまた、すべてがこの最終回のためだったなんて。」
  • 650年以上の伝統を継ぐ能楽師と考える、先端技術を用いた遺伝子検査と人間の幸せ - IBM Smarter Business

    12月2日、東京大学と日アイ・ビー・エム(以下、IBM)の協同による3年間の研究プログラム「Cognitive Designing Excellence(以下、CDE)」の2020年度第4回研究会がオンラインで開催された。先端デジタル技術と人文社会科学を融合させ、革新的な社会モデルを日企業と共にデザインすることをめざして2019年7月から始まったプログラム。 2020年は芸術や文化に携わる方をゲストに招いて講演を行っている。今回のゲストはシテ方宝生流能楽師の武田伊左氏。武田氏の対談に続いては、「遺伝子検査によって『見える』ことの意味」をテーマに参加者がディスカッションを行った。能楽と遺伝子検査。対局のように感じられる二つの世界を通じて、私たちが理想とする未来は見えてくるのだろうか。 650年以上も人びとを魅了し続けた、能における“余白”の力 ゲストとして招かれた武田氏は、観世流、金春

    650年以上の伝統を継ぐ能楽師と考える、先端技術を用いた遺伝子検査と人間の幸せ - IBM Smarter Business
  • 【Zoom】能について知ろう! 能楽師 観世流 武田宗典 2021/4/8(木)19:00-20:30 | Peatix

  • 潤 沢の「秘すれば花」を純烈が歌ってみた。

    TBSテレビ 金曜ドラマ『俺の家の話』 【毎週金曜日よる10時から放送】 ▼番組HP▼ https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/ 第6話 「最低で最高の家族旅行!!涙の記念写真!!」 TBS 2月26日(金)放送分にて純烈の名前を出して頂きました! #俺の家の話 #純烈を出してくれてありがとう 監督 遠山正樹(TOKYO BLUES WORKS) http://www.tokyobluesworks.com/index.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▼純烈各音楽配信サイトはこちら▼ 🎧純烈「君がそばにいるから」 https://lnk.to/kimigasobaniirukara 🎧純烈ジャー「NEW(入浴)YORK」 http://junretsu.lnk.to/newyork 🎧純烈「愛をくださ

    潤 沢の「秘すれば花」を純烈が歌ってみた。
  • 長瀬智也とリンクする『俺の家の話』 「介護×プロレス×伝統芸能」が“ただのコメディドラマ”ではない理由(木俣冬)

    宮藤官九郎脚、長瀬智也主演のドラマ『俺の家の話』(TBS 系 金曜よる10時~)はプロレスファンも必見のドラマだ。 長瀬演じる観山寿一がプロレスラーで、所属する団体〈さんたまプロレス〉には長州力が長州力人として出演し、「キレ(切れ)てねえ」「形変えるぞ」とおなじみの名言を発している。ほかにも第1話には、現役プロレスラーの翔太、勝俣瞬馬、中村圭吾、レフェリーの木曽大介(プロレス監修も担当)が出演、第3話では、武藤敬司、蝶野正洋、TAMURA、渡瀬瑞基なども出演しドラマを彩った。 単に「介護×プロレス×伝統芸能」のコメディではない 寿一が40代になってプロレスラーとしての限界が見えたとき、父・寿三郎(西田敏行)の介護と能の宗家の継承を余儀なくされ、プロレスラー引退を決断する。苦渋の選択をした寿一に辞めないでほしいと後輩レスラーがすがったとき、長州が諭す。

    長瀬智也とリンクする『俺の家の話』 「介護×プロレス×伝統芸能」が“ただのコメディドラマ”ではない理由(木俣冬)
  • 「長瀬智也は人を殴れない」ドラマ『俺の家の話』の“名演技”を支える幼馴染のプロレスラーが明かす舞台裏(高木圭介)

    物語の説明は省かせていただくとして、劇中、主演の長瀬智也(以下、出演者の敬称略)演じる観山寿一こと、プロレスラーのブリザード寿(途中から覆面レスラーの「スーパー世阿弥マシン」へと変身)のアクションシーンがすこぶる評判が良い。 あまりに違和感がないため、プロレスシーンは職の吹き替えを使っていると思われていたが、これが「吹き替えなし」というから驚いた。人気タレントにケガでもあったら、あまりに痛手。リスクも大きいはずだが、長瀬人の希望もあり、すべてのプロレスシーンを人が演じているのだそうだ。 プロレスを指導する勝村周一朗って? 第1話の劇中、寿一の回想シーンにて、幼少期の寿一をヒザに乗せつつプロレス中継(アントニオ猪木vs.ブルーザー・ブロディ)を眺める父・寿三郎(西田敏行)が口にする「プロレスっていいなぁ、寿一。反則しても、血が流れても、なんか節度があって、品があっていい」というセリフは

    「長瀬智也は人を殴れない」ドラマ『俺の家の話』の“名演技”を支える幼馴染のプロレスラーが明かす舞台裏(高木圭介)
  • 「新作能」:能にも新作があるんです!|檜書店

    能は650年以上続く伝統芸能なので上演される題材も古典が多いですが、実は時代に合わせて様々な新作の演目が作られています。 今回は「新作能」についてご紹介します。 ●新作能と現行曲 現在演じられている能の演目は室町時代にほぼ書かれており、多少改変がある演目もありますが現在でも上演されています。 それらを「現行曲(げんこうきょく)」と呼び、明治維新以後に新しく作られた能を「新作能」と呼んでいます。 現行曲は観世流だと210曲ほどありますが、新作能は300曲ほどあります。 実は新作能の方がたくさん作られています! 新作能のうち、最も再演を重ねている演目が「鷹姫(たかひめ)」です。 これは、アイルランドの詩人、W・B・イェイツの舞踊詩劇「鷹の井戸」を、能楽研究者の横道萬里雄氏が「鷹の泉」として作ったものをさらに改変したものです。 地謡の役がギリシア劇のコロスのようであったり、能のスタイルにとらわれ

    「新作能」:能にも新作があるんです!|檜書店
  • 阿部サダヲ&桐谷健太&永山絢斗、『俺の家の話』派手めな3ショット 『いだてん』思い出すファンも

    TOKIOの長瀬智也が主演を務め、宮藤官九郎が脚を手掛けるドラマ『俺の家の話』(TBS系/毎週金曜22時)の公式ツイッターが26日にオフショットを公開。ゲスト出演の阿部サダヲと、出演者の桐谷健太、永山絢斗が並んだ写真に、ファンからは「いだてん組が揃いましたね」「いだてんメンバーですね!」といった声が集まった。 【写真】阿部サダヲ&桐谷健太&永山絢斗、『俺の家の話』3ショット ドラマ『俺の家の話』は、ピークを過ぎたプロレスラーの観山寿一(長瀬)が、能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)の介護のため現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香)を巻き込んでバトルを繰り広げるホームドラマ。作で桐谷は寿一の異母弟・寿限無を演じ、永山は観山家の次男・踊介を演じている。26日放送の第6話では、観山家が家族旅行へ出かけることに。阿部は各地のスーパー銭湯を回るムード

    阿部サダヲ&桐谷健太&永山絢斗、『俺の家の話』派手めな3ショット 『いだてん』思い出すファンも
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/02/28
    「3人は阿部が日本オリンピック委員会委員長の田畑政治役で第二部の主役を務め、桐谷はオリンピック担当大臣・河野一郎役、永山は野口源三郎役を演じた2019年放送のNHK大河ドラマ『いだてん』に出演」
  • 長瀬主演ドラマ「俺の家の話」プロの能楽師はどう見ている? 話を聞きに行ったら普通に大ファンだった|まいどなニュース

    長瀬主演ドラマ「俺の家の話」プロの能楽師はどう見ている? 話を聞きに行ったら普通に大ファンだった|まいどなニュース
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/02/28
    「秀生役の羽村さんは、結構上手いですね。能を舞うのはおそらく初めてだと思いますが、筋がいい。吸収力があるのでしょう。一般の方が見ても違いはわかりにくいかもしれませんが、『この子は何かを掴んでいるぞ』」