覚せい剤を使うとどうなるのか、なぜ1回だけで済まないのか、なぜ止められないのか~脳の「ドパミン」の動態と依存性 「覚せい剤」に関連したニュースが多いですが、「覚せい剤」はダメと何となく知っていても、そもそも「覚せい剤」を使うと身体に何が起こるのか、なぜ1回だけで済まないのか、なぜ止められないのか、具体的な怖さについては知らない人も多いはずです。 「覚せい剤」の怖さを知るための一つの方法として、脳の「ドパミン」に注目して考えると理解しやすいと思います。 「覚せい剤」は「ドパミン」を分泌させる 「覚せい剤」は、脳に「ドパミン」を分泌させます。「ドパミン」は、脳で快感や多幸感に関わっているため、一時的に強力な爽快感を得ることができます。 この「ドパミン」分泌は、スポーツの勝負で勝ったときや仕事で成功したときなど、自然な欲求が達成された際、通常の爽快感を感じるときにも分泌されています。 しかし自然
個人的に“ネットスラング”と呼ばれるものが、どうしても好きになれない。「具体的にどれが嫌い?」と問われたとしたら、この原稿の字数では収まりきらない位にはある。 例えば、「神」なるワード。抜きん出た存在を指す表現だが、その成り立ちと浸透されていった過程を不思議に思う。改めて見ると、称し方としてはあまりにも安易だ。 このネットには、いわゆる「神」的存在が少なくない。その一人として挙げられるのは、田代まさし。刑務所を出所した彼が、3月に“出所報告イベント”を開催したことは記憶に新しい。 実は私も、他媒体の取材で同イベントへ訪れている。数々の事件を経て奇異の目で見られがちな彼だが、私も彼のことは奇異の目で見ていた。とにかく、自分に甘い。我慢が足りない。確固たる意志があれば、薬物を止められるだろうに。 「オレもそう思ってました! でも『ダルク』のプログラムを受けて分かったのは、みーんな同じ『薬物依存
連日多数の人が殺され、それを報道する新聞記者たちも、次々に消されていく。たまりかねた新聞社は、遂に報道の自由を放棄。麻薬密売組織のことを報道しなくなってしまった。 こんなことが、報道の自由を謳歌しているアメリカの隣の大国で起きているのに、日本の国内では、大きな扱いにはならない。これに歯がゆい思いをしていたのですが、本誌日本版10月20日号は、ようやくこの問題を取り上げました。「麻薬戦争に現われた『救世主』ブログ」というタイトルの記事です。麻薬戦争が繰り広げられているのは、アメリカの南隣のメキシコなのです。 この記事には、麻薬カルテルによって殺されたと見られる死体が吊るされているショッキングな写真が添えられています。極めて衝撃的なシーンを撮影した写真ですが、極力グロテスクにはならないように配慮されてもいます。残虐な事件は、写真によって迫真的になるけれど、目を背けたくなってしまう。こんなジレン
◇「自殺リスク周知を」 薬物依存症患者の中で医師の処方する向精神薬によって依存症になった人の割合が、ここ10年余りで2倍になっていることが、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)の調べで分かった。依存症患者は自殺リスクが高いとされる。全国でも数少ない薬物依存症の専門治療施設、埼玉県立精神医療センター(同県伊奈町)で現状を取材した。【江刺正嘉】 医師「お変わりありませんか」 患者「高校生の長男が進学か就職かで悩み、私によく当たるんです」 7月中旬、外来を受診した女性(41)と成瀬暢也(のぶや)副病院長(50)の診察室でのやり取りを、双方の了解を得て取材した。 女性は向精神薬の依存症と診断され、08年7月から5カ月間、センターの依存症病棟に入院。専門治療を受けて少しずつ回復し、今は3週間に1度の通院を続ける。 「以前なら悩みがあると薬を飲んで紛らわしていたのに、今は人に相談しながら問題
デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)で開催された国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)会議で、徹夜での全体会議の翌日、休憩中に机に突っ伏す出席者(2009年12月19日撮影)。(c)AFP/SCANPIX-DENMARK/Mads Nissen 【2月23日 AFP】高齢者になると昼間に必要で、若いときには足りないとドラッグにも走りかねないものとは?――答えは睡眠。米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS)の年次総会では、睡眠に関するさまざまな新発見が発表された。 ■夜中の目覚め、脳の働き悪化するのは若者 カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California San Dieg
←Lucy in the Sky with Diamonds(アニメ『イエローサブマリン』より) ●LSDの開発者ホフマン博士が100歳http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006011229.html http://cnn.co.jp/science/CNN200601120020.html まだ生きていたことが驚き。LSDといえば史上最強の幻覚剤として、60年代のフラワー・ムーブメントに強烈なインパクトをもたらした薬物として有名ですが、それを開発…というか発見したのがこの人。きわめてマジメな薬学者なんですけど、1943年(ということは戦争中か)に自分の研究室で偶然LSDを合成してしまい、しかも微量を体内摂取してしまったことに気がつかずに帰宅、夕飯を食おうとしたら、いきなり目の前のローストチキンがトコトコ歩き出したというエピソードが残ってますね。 強
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