平川 あずさ 2015年6月30日 火曜日 キーワード:メディア 栄養 添加物 農薬 一時盛んにマスコミに取り上げられていたが、最近あまりきかなくなった拒食症。拒食症は精神的な影響が大きく、若い女性が容姿を気にするあまり、痩せたい願望から陥りやすい。 拒食症のような摂食障害は、口腔や咽頭に器質的な病気がないのに食事が食べられなくなってしまう状態である。精神疾患と強く結びついたものなので、非常に治りにくく、難病といわれている※1。 また、拒食症患者は過食症になる場合もあり、過食後、罪悪感から嘔吐することも多い。この両方の症状を繰り返すことさえある。拒食症が重症化すると、長期に渡って口から何も入ってこないので、小腸上皮が萎縮し、そのために栄養剤を投与しても吸収ができなくなって危険な状態になる。そういう訳で拒食症や過食症は、今でも精神科領域では大変問題である。 一方、ヨーロッパでは、痩せの危険性