私が執筆した『自己分析する学生は、なぜ内定できないのか?』が、12日に日本経済新聞出版社から出版されました。 本日(13日)の新聞朝刊各紙1面では、「大卒内定率最悪80%」や「就職氷河期下回る」といった見出しが踊っています。しかし、だからといってビクビクする必要はありません。 私は、この本のあとがきに「たとえ就職氷河期であっても正しい就活を行えば、自力で必ず未来を切り開ける」と書きました。巡り合わせの悪さを、就活環境や生まれた時代のせいにしたくなる心情は理解できなくもありません。ただ、そうした態度や考え方に固執してしまえば、後の「敗北」につながっていきます。 なぜなら、企業側は自立して考えられる人をほしいのであって、周りに流され受け身的態度に終始している人を嫌う傾向があるからです。「経営環境が悪いから生き残れない」「不景気だから仕事がうまくいかない」という人がいたら、どのように評価されるか