『BPDのABC BPDを初めて学ぶ人のために』 ランディ・クリーガー、E・ガン著 荒井秀樹・黒澤麻美訳 星和書店 1800円(税抜き)
境界性パーソナリティー障害(境界性人格障害)の治療では、極端で激しい感情を抱きがちな傾向を患者自身が理解し、考え方を修正していく必要がある。 東京・三鷹の長谷川病院では、この障害で入院している患者十数人が週1回、一室に集まり、「グループ治療」に取り組む。 「お茶を飲みながら、治療というより、大学のゼミのような雰囲気」と心理士、遊佐安一郎さんは話す。 患者は、つらい気分に耐えられず、手首を切るなど自傷行為や大量服薬などに走るが、それが自己嫌悪を招き、苦痛を増す。グループ治療は、この悪循環から脱け出すことが目的だ。 ここでは、頭ごなしに「自傷行為はダメ」とは言わない。患者に、自傷行為を実行した場合と我慢した場合の良い点、悪い点を考え、話し合ってもらう。 自傷した際の良い点を、あえて患者に問うと「ストレス解消になる」などが挙がる。悪い点は「体が傷つく」「自己嫌悪に陥る」など。 一方、我慢した場合
「多重人格」認める=殺人罪の男に−東京地裁という記事より。 東京都新宿区の公園で男性を刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職大嶋一平被告(21)の判決が7日までに東京地裁であり、秋葉康弘裁判長は解離性同一性障害(多重人格)だったと認定した 殺人罪に問われていた男性が、裁判で「多重人格」だと認定されたそうです。 その上で「別人格が現れたとしても、人間としての連続性は保たれており、責任能力はあった」として、懲役11年が言い渡されています。 弁護側では「事件は自分でコントロールできない人格によるものだった」と主張したそうですが、それは認められませんでした。 独立した複数の人格が現れる解離性同一性障害が、刑事裁判で認定されたのは異例。 そうですよね、日本ではあまり聞いたことがないです。有名な例としては、ビリー・ミリガンを本で読んだことがありますが。ビリー・ミリガン – Wikipediaに詳しく
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