サポーターの熱狂を抑えた “DJポリス” 総監賞のワケ (週刊文春 2013年6月20日号掲載) 2013年6月13日(木)配信 2ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 次のページ 「皆さんは、12番目の選手です。チームワークをお願いします」 サッカー日本代表がワールドカップの出場を決めた今月4日。東京・渋谷のスクランブル交差点で、歓喜に沸くサポーターたちをユーモラスなマイクパフォーマンスで沈静化させたのは、警視庁第9機動隊の千田隆介巡査(24)。警視庁は千田巡査に対し、警視総監賞の授与を決めた。 「車に寄りかかる若者には『イエローカードです』と諭し、『怖い顔をしたお巡りさんも、心の中ではW杯出場を喜んでいます』と共感する。若者たちは『お巡りさん』コールで大盛り上がりでした」(スポーツ紙記者) これを翌日の民放テレビで見ていたのが、西村泰彦警視総監。賞の授与を即決した
「気付いたらネクタイにご飯粒が付いていました…」。警視庁の40代の警部がこんなつぶやきを発信するツイッターのフォロワー数が28日までに、5万人を超えた。アカウントは「警視庁犯罪抑止対策本部(@MPD_yokushi)」。お堅いイメージのあるお役所の中でもかなり堅そうな警視庁で、どんな人がどんな思いでつぶやいているのか。ツイッターに登場する本職(甲)さんに警視庁で話を聞いた。 丸の内のビル街を見渡せる警視庁の会議室。フォロワー5万人に支持されている本職(甲)さんは、穏やかで清潔感漂う40代後半の男性警察官だった。 「一言一言の責任は増えたと感じています。警察としてはあり得ない、くだけたつぶやきをするわけですから。これを言ったら炎上するかなというギリギリのところで言葉を選んでいます。ふざけているように見えるかも知れませんが『て・に・を・は』1文字1文字を一晩持ち帰って考えることもあります…」
警視庁Twitterが生んだキャラクター、テワタサナイーヌが20日、警視総監に突撃インタビューを行った…
振り込め詐欺など身近な犯罪への注意を呼び掛けるため、警視庁の犯罪抑止対策本部が始めた簡易投稿サイト「ツイッター」が、親しみを感じさせるつぶやきで人気を集めている。 堅いイメージとのギャップが受け、フォロワー(閲覧者)は開始から半年で2万8000人を超え、官公庁の中では異例の多さになっている。 対策本部が、ツイッターを始めたのは昨年11月。犯罪の手口分析を担当している40歳代の男性警察官が書き込みを担当。東京都内で起きたばかりの振り込め詐欺や子供への声かけ、ひったくりの発生状況、被害に遭わないためのアドバイスが柱だった。ただ、上司から「それだけではつまらない」と言われ、約2週間後から、日常の出来事をつぶやくようになった。 「お土産の薄皮まんじゅうをいただきました。つぶあん派です。お茶は、カモミールです」「庁舎に入るとき、電車の定期券を出していました。定期券で庁舎には入れません」 失敗談を交え
「ギャップ萌え」でフォロワー増加中 警視庁初Twitterの中の人「本職」氏に聞く、日々とその思い(1/4 ページ) 「みかんの汁がズボンに落ちました…」 「りんごのコンフォートをいただきつつミントティで一息ついております…」「コンフォートではありません。コンポートの間違いです。りんごを快適にしてどうしようというのでしょうか……」 警視庁犯罪抑止対策本部のTwitter「@MPD_yokushi」にときどき現れるこんなツイートが、警視庁のイメージを変えている。 昨年11月にスタートした、警視庁初の公式Twitterアカウント。普段は、都内の振り込め詐欺被害情報などをつぶやく“おカタい”アカウントだが、1日に数回、「本職」と名乗る“中の人”が、最近のうっかり体験や、3時のおやつのお茶請けなどほっこりした日常をつぶやく。「町の駐在さんみたい」。そう評してくれたフォロワーもいたという。 この半年
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