日本の自殺者は1999年に初めて3万人を突破し、2003年には3万4千人にまで増加、昨年も3万3千人を記録している。1年間に10万人当たり25人が自ら命を絶ったことになる。いわゆる「金持ち国クラブ」とされるG7(主要先進7カ国)ではダントツの1位である。ドイツの2倍、米国の2.5倍、イギリス、イタリアの3倍…。こんなことを書いていると、読者から「そんなことも知らなかったのか。日本では10年も前から大問題になっている」と抗議されそうだ。この旧聞に属する自殺者急増問題について、その根本原因としてバブル経済崩壊後の過剰なリストラ、雇用構造の大変化があったことを念頭に入れつつ、前回と同様、「日本長期不在者」の視点を生かしながら論じてみる。 ▼通勤電車の乱れ 「このところ朝の通勤がさらに苦痛になった。飛び込み自殺が多くて、電車のダイヤは大混乱、すし詰め状態は極限。本当に疲れる。同じ50代の男性が自殺
学校裏サイトやネットいじめの問題が注目を集めている。これらを含むネット上の有害情報を問題視した総務省の要請により、今年から未成年者の携帯電話利用はフィルタリング原則加入となったが、果たしてフィルタリングで解決できるのか? それ以外に防ぐ方法はあるのか? 「学校裏サイト~進化するネットいじめ~」(晋遊舎ブラック新書)などの著作があり、青少年のネット利用に詳しい渋井哲也氏に話を聞いた。 ● 自殺の原因はリアルにある 2003年頃から、ネットで自殺の仲間を募る事件が報じられている。渋井氏は、ある取材の最中に埼玉県で起きた集団自殺を知った。「人が練炭と同じくらいの“手段”としての意味しかなく、空虚な関係でした。ひとりが嫌というより、ひとりでも死んだだろうという印象を受けました。2002年10月に発生し、12月に報じられた、自殺系サイトで知り合って心中した事件をヒントにして、自殺サイトで人を募って心
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私も中学1年の春からいじめにあい、2年間悩み苦しみ、最後に転校しました。転校先の学校では、最初の数ヶ月はひたすら周りの様子をうかがい、皆と違うことをしないように心がけていました。目立たないように、静かに、でも違和感を持たれるような行動はとらないように…と、神経を使いました。幸いに、先生の気遣いと、数人の生徒と気が合ったおかげで、その後はさしたる問題もなく卒業し、高校、大学へと進学することができました。現在、大学で多くの留学生や帰国子女と接していて、自分が中高生時代に、いかに様々な個性や可能性を押し殺して”我慢して”成長してしまったかを痛感しています。あの時のいじめにくじけず、自分の個性を貫き通していたら、自分らしさを大切にして過ごしていたら…と悔やむことがあります。もしそうしていたら、今の自分の様に、無趣味で物事に熱中することがなく、流行りものの様な与えられたものにしか興味がなく、物事に対
仕事関係の打ち合わせが終わると、多くの場合、後は雑談となる。ある時、ハードワークでうつ病を患うビジネスマンが多いという話題から、たまたま自殺の話になった。すると打ち合わせの相手の言うことには「多いんですよ、自殺。私の知人でもいますし。たいていの場合、誰か一人は知った人が自殺していますよ」。 あなたには、自殺した知人がいるだろうか。私にはいる。中学からの親友が32歳で自ら命を絶った。長くうつを病み、少し回復したと思ったら、踏切から列車に飛び込んでしまったのだ。 こういう死に方は、後に残された者に傷を残す。私は10年以上が経った今も、心のどこかでは彼が死んだとは信じられないでいる。囲碁を好んだ彼が、まだどこかでいつもの物静かな笑いを浮かべながら、ぱちんぱちんと碁石を置いているような気がする。 「自殺した友人」は私の専有物ではない。何しろ日本は世界でもかなり上位に位置する自殺大国だ。
日本で急増するネット自殺、2年間で3倍に 2006年3月14日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年03月14日 6人の日本人が10日(日本時間)、車内で窒息死しているのが見つかった。発見当時もまだ、傍らに置かれた練炭から煙が上がっていた。インターネットを通じた集団自殺が増える中、また新たな犠牲者が出たようだ。 警察は、死亡した20代の男性5人と女性1人がオンラインで知り合った後、9日夜に自殺を図ったとみている。現場は東京から約80キロメートル北西の埼玉県秩父市の林道で、車の窓はテープで目張りがされていた。 ネットを通じた集団自殺は、少なくとも1990年代後半から発生している。グアムからオランダまで、ネット自殺の発生は世界各地から報告されているが、自殺率が世界の先進工業国の中で最も高い日本において、当局は最近の件数の増加を懸念している。 警察庁が先月発表したところによれ
有害情報規制の議論で、インターネットの情報が自殺を誘発するとの前提での議論があったようなので、関連情報を確認しておきます。 小渕内閣以降(公明党が与党に合流したあたりから)自殺は増え、森、小泉内閣で増えています。 自殺死亡率も増えています。男性は1970年頃と比較すると約2倍自殺死亡率が増えています。 2003年の自殺死亡者数は32019人。毎日88人が死んでます。自殺未遂は既遂の20倍以上はいるとされるので、毎日2000人が自殺に着手していることになります。しかし、その大半がネットの影響を受けたとの証拠はなにも発見されていません。 ■厚生労働省 自殺死亡統計の概況 人口動態統計特殊報告 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/index.html 図1 自殺死亡数の年次推移 図2 総死亡率及び自殺死亡
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