西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は専門家による緊急の委員会を開き、エボラウイルスの感染が他の国にも広がるおそれがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。 エボラ出血熱はことし3月以降、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国を中心に患者が増え続けていて、これまでに932人が死亡しています。
西アフリカでエボラ出血熱の患者が過去最大の規模で増えている事態を受けて、WHO=世界保健機関は、6日から専門家による緊急の委員会を開いて、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうか協議しています。 エボラ出血熱はエボラウイルスが引き起こす致死率が極めて高い感染症で、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国を中心に患者が増え続けていて、感染による死者はこれまでに887人に達しています。 こうした事態を受けて、WHOは、日本時間の6日午後8時すぎからスイスのジュネーブで各国の専門家を電話で結んで緊急の委員会を開いています。 委員会では感染の現状について検討し、国境を越えて西アフリカの3か国以外にも感染が広がるおそれがあり状況が深刻だと判断されれば、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言することにしています。 また、緊急事態と判断した場合、委員会では感染拡大を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く