「日本列島の全原発が危ない!」。作家、広瀬隆氏の講演会には約130人の聴衆が訪れた=20日午後、土浦市大和町(丸山将撮影) 市民団体が主催し、「日本列島の全原発が危ない!」などと題して作家の広瀬隆氏が講師を務めた講演会が20日、茨城県土浦市大和町の県南生涯学習センターで開かれた。 講演会をめぐっては、土浦、つくば両市が後援に名を連ねたが、チラシに「反原発」を想起させる文言が並び、自治体の政治的中立性を疑問視する声が開催前から寄せられていた。 広瀬氏は原発事故や地震発生の仕組みなどを解説。約1時間半の講演のうち、20分ほどを日本原子力発電や原子力規制委員会の批判に割いた。 同規制委の更田(ふけた)豊志委員長を「妙な名前の男」と呼び、「更田は人殺し」「首根っこつかんでぶん殴ってやりたい」などと汚い言葉でののしった。 さらに、講演の最後には「『更田を(規制委の委員長)ポストから外せ』という運動を