米国防総省のシン副報道官は7日の記者会見で、鹿児島県・屋久島沖での空軍輸送機CV22オスプレイの墜落事故を受けて米軍がオスプレイの飛行を全面停止したことについて、「念には念を入れてとった措置だ。空軍、海兵隊、海軍がそれぞれ飛行の安全を検証し、国防総省のV22統合計画室と協議しながら、飛行再開に向けたスケジュールを決める」と述べた。 シン氏は「事故後にさらなる調査が必要な場合や念のための措置として、オスプレイも含めて軍用機の飛行停止措置をとることは過去にもあった。オースティン国防長官も各軍の判断を支持している」と説明した。また「軍用機の運航には特有のリスクが常にあり、リスクを減らすためには高レベルの運用を標準とし続けなければならない」と述べた。