(CNN) ロシアを訪れた北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記とプーチン大統領との首脳会談では兵器取引の有無が大きな焦点となっているが、軍事専門家らは14日までに、仮に北朝鮮がロシアに弾薬などを供与したとしてもウクライナの戦争の行方を変えさせる可能性が少ないとの見方を示した。 英国のシンクタンク「国際戦略研究所」の防衛・軍事担当のジョセフ・デンプシー研究員は、ウクライナの戦争を長引かせ、ロシア軍の消尽しつつある装備品の補給につながるだけだと断じた。 別の軍事アナリストは、北朝鮮の弾薬がウクライナのロシア軍や前線に届く速度感について疑問を呈した。北朝鮮からロシア軍に輸送する場合、シベリア鉄道を使う必要性があるとし、極東ウラジオストクから西方に離れた首都モスクワまでの距離は長大な5700マイル(約9173キロ)以上になる地理的条件に注意を向けた。 米国防総省の国防契約管理局で以前、品質管理担