佐々木 裕馬さん、という起業家がいる。 めっぽう変わった方で、少し前まで「失業率60%の国」ジブチにいたが、とつぜん最近、エチオピアで電動バイク販売のスタートアップを立ち上げた。(写真中央) エチオピアという国は総人口が約1.1億人でアフリカで2位。 しかし、そのほとんどが若者で、中位数年齢が19歳(日本は48歳)と、日本よりかなり若い。 GDPはアフリカ大陸の中で7位(2022年)と上位に位置し、急成長している国だ。 こういう国であるから、佐々木さんの電動バイクの事業は、立ち上げ好調だったようで、8月1日の発売開始から3週間で50台の初期ロットを売り切ってしまったと聞いた。 余談になるが、きわめて市場の可能性が大きいことから、関係者がかなり興奮しており、追加投資がかなり集まっている。 アフリカでの事業展開に興味のある方は問い合わせてみてほしい。 エチオピア人の気質は日本人そっくり さて、
10月の終わりから、11月の頭にかけ、知人の紹介でアフリカの「ジブチ」に行ってきた。 変わった体験をしたので、レポートしたい。なお記事に書かれていることは事実に基づいてはいるが、あくまでも私見だ。 ジブチは、アフリカ東部の小さな国で、面積は四国の約1.3倍だが、人口はたったの100万人。 国土はほとんど砂漠で、「世界で最も暑い国」の一つと言われている。 農業に向いている国土ではないので、食料の自給率はたったの3%。 輸入がストップすると飢えてしまう。 入国にビザが必要で、日本人はほとんどいないが、自衛隊がソマリアの海賊から船を守るという名目で派遣されており、唯一の海外の自衛隊拠点がある国だ。 他にもジブチにはアメリカ軍、フランス軍、イタリア軍、そして中国軍が駐留しており、巧みな外交と絶妙な軍事バランスの上に国防が成り立っている。 なお、ジブチでは東洋人と言えば、中国人らしい。 街を歩いてい
国民の3割が1日1・9ドル(約210円)以下で暮らし、失業率も約23%に上る一方、15人の妻を持つ絶対君主の国王はプライベートジェットやロールスロイスを乗り回す。それがアフリカ南部のエスワティニ(旧スワジランド)で、「アフリカ最後の絶対王制」とも呼ばれる小国だ。この国が今、独立以来最大規模の民主化要求運動に揺れている。現場では一体、何が起きているのか。 妻15人、ロールスロイス… 「(新型コロナウイルス禍でも)仕事がある自分はまだ幸運な方だ。それでもこの給料で妻子を養うのは難しい」。首都ムババーネのホテルで夜間警備員として働くシンピウエ・ガーマさん(32)は嘆いた。毎日ほぼ休みなく午後5時から翌日午前6時までホテル内を巡回し、給与は月額1500エマランゲニ(約1万1000円)。スーパーでは安いパンでも1斤約80円はする。家賃や3人の子供の教育費などがかさみ、交通費を節約するため45分かけて
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A sign at a McDonalds restaurant in Guangzhou, China. Several Africans in the city of Guangzhou—which has the largest black community in China—are being evicted from their homes or forced into isolation, falsely accused of spreading the coronavirus... pic.twitter.com/ybun2gy1G3 — Facts About Africa (@OnlyAfricaFacts) April 16, 2020
ジンバブエ・ビクトリアの滝(CNN) アフリカ南部ジンバブエとザンビアの国境にあるビクトリアの滝。かつては切り立った崖を大瀑布(ばくふ)が流れ落ち、辺り一体が水煙に覆われていた。 ところが何年も続いた干ばつの影響で、滝はほとんどが弱々しい小川のような流れと化し、かつて生い茂っていた豊かな植生は枯れ果てた。 世界食糧計画によると、ジンバブエだけでも700万人以上が飢えにさらされ、アフリカ南部ではさらに4500万人が飢えのリスクに直面している。 この地域の現状は、気候変動の影響を物語ると同時に、温暖化ガスの排出量が最も少ない地域が、気候変動の最も大きな影響を受けている現実を見せつける。 スペインのマドリードで開かれた第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)にこの地域から参加した環境活動家ヌコシ・ニャティさん(16)は、出発を前に、「私たちにはまだ未来がある」「私たちはこの干ばつで
干ばつのため大部分で流水がなくなったジンバブエとザンビアの国境に位置するビクトリアの滝(2019年11月13日撮影)。(c)ZINYANGE AUNTONY / AFP 【12月13日 AFP】アフリカ南部がここ数十年で最悪の干ばつに見舞われるなか、ジンバブエとザンビアの国境に位置する「ビクトリアの滝(Victoria Falls)」が干上がりつつあると多くのメディアが報道し、不安が広がっている。 この騒動のきっかけとなったのは、ユーチューブ(YouTube)に投稿された動画だ。動画にはザンビアのリビングストン(Livingstone)から見たビクトリアの滝の長く続く断崖の地肌がむき出しになっている様子や、雨乞いをしているという女性の姿が捉えられていた。 しかし、この動画とその後のメディアの報道は例年水流に影響を与えている乾期についてきちんと伝えておらず、滝の水流はジンバブエ側の方がずっと
マダムリリーが以前、フランスで失業手当をもらっていた頃の話だ。フランスのハローワーク(ポール・アンプロワ)との面談で、ビジネスフランス語を学べる講座があることを知り、さっそくオリエンテーションに行ってみることにした。パリ・イルドフランス地方の外国人失業者全てが集まる会で、郊外(バンリュー)南のかなり辺ぴなところで催された。 当日、会場に行ってみると、50人くらいの外国人がいた。アフリカ系、アラブ系、東ヨーロッパ系…。 オリエンテーションでは、まず主催者が出席者リストを回し、それにサインをするよう指示された。すると、あるアフリカ系の女性が困ったようにこう言うのだ。 字が読めないのでわかりません。 どうやら自分の名前をリストのなかから見つけられないらしい。仕方なく周りにいた外国人が彼女の代わりに名前を探し、サインをしてあげる。その後も、同じように自分の名前が読めない人が数人いて、私も近くにいた
オル・ドイニョ・レンガイ山のふもとに広がる泥地に、古代人類の足跡が大量に残されている。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) アフリカに暮らすマサイが「神の山」と呼ぶ火山から15キロほど離れた地点に、人類の足跡が状態よく大量に残されている。これまで謎とされてきたその年代が、1万9000年前から5000年前のものであることが9月28日付けの学術誌「Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology」に発表された。 400を超える足跡は、テニスコートよりも若干広い程度の範囲に散らばっている。場所はタンザニア、ナトロン湖南岸のエンガレ・セロにある泥地。これほど多くのホモ・サピエンスの足跡が残っている遺跡は、アフリカには他にない。(参考記事:「全長3万3000キロ 人類の旅
ヒゲオマキザルが700年前からカシューの実を割るのに道具を使っていたことが明らかになった。近代以前に人類以外の霊長類が石器を使っていた事例としては世界で2例目。(PHOTOGRAPH BY TIAGO FALÓTICO) ブラジルのサバンナにある遺跡から、アフリカを除く地域で人類以外がつくったものとしては最古の石器が発見された。お腹をすかせたオマキザルが数世紀前に使っていたハンマー(木の実に叩きつけて割るための石)と台石がそれだ。(参考記事:「最初に道具を使った人類はアウストラロピテクス」、「世界最古の石器発見、330万年前に猿人が作る?」) これらの石器の存在は、少なくとも700年前から、ブラジルのセラ・ダ・カピバラ国立公園にすむオマキザルの1種、ヒゲオマキザル(Sapajus libidinosus)がカシューの実を砕いて刺激成分のある殻を取り除いていたことを示している。今回の発見は、
【驚愕】【衝撃】思わず二度見してしまう。服を脱ぎアフリカ少数民族を撮る 美しすぎる写真家ヨシダナギ 驚きの嘘のような本当の話!! 服を脱ぎアフリカ少数民族を撮る写真家ヨシダナギさんを 紹介します。 自ら裸になり、写真を収めるその驚きの理由とは? それでは、本動画をご覧ください <関連おすすめ動画> 【驚愕】【衝撃】思わず二度見してしまう。服を脱ぎアフリカ少数民族を撮る 写真家ヨシダナギ 嘘のような本当の話に感動!! https://www.youtube.com/watch?v=RF5PeaKI1HA 【驚愕】【衝撃】思わず二度見してしまう。服を脱ぎ裸族になった美しすぎるフォトグラファー(海外が感動する日本の力) https://www.youtube.com/watch?v=-eSQBZXrGhY 裸でアフリカ少数民族を撮る 写真家ヨシダナギ https://www.youtube.c
アフリカのゾウが激減している。モザンビークでは過去5年で約5割減少。タンザニアでも約6割減った。象牙を目的とした密猟が原因だが、犯行が組織的に行われていることに加え、取り締まる側の汚職の存在も指摘され、密猟根絶は難しい。 モザンビーク北部のキリンバス国立公園。レンジャーに案内されてサバンナを1時間ほど歩いていると、岩山の向こう側でヘリコプターの飛行音がした。 「まただ」。レンジャーが顔をしかめる。上空からゾウの居場所を特定し、無線で地上の密猟者に連絡しているという。レンジャーは「今日もまたどこかでゾウが殺される」。 公園内のキャンプサイトに到着すると、密猟で殺されたゾウのアゴの骨がずらりと並んでいた。ゾウの保護活動に取り組むクース・ランズバーグさん(69)は「公園の中心部では3年間で114頭が殺された。もう十数頭しか残っていない」と憤った。 ランズバーグさんによると、周辺でゾウの密猟がひど
陸上自衛隊が派遣されているアフリカの南スーダンの首都ジュバで軍の部隊どうしの戦闘が起き、国連によりますと、400人が死亡したという未確認の情報もあり、治安情勢の悪化が懸念されます。 南スーダンの首都ジュバでは今月15日、軍の部隊どうしの戦闘が起き、キール大統領は対立関係にあった前の副大統領に近いグループがクーデターを企てたという見方を示したうえで、事態は収束に向かっていると強調しました。 しかし、戦闘は17日も続き、中心部にある前の副大統領の邸宅周辺などで銃撃戦が起き、多数の死傷者が出ているもようです。 国連の安全保障理事会では17日、現地の情勢について緊急の報告が行われ、外交筋によりますと、兵士らおよそ400人が死亡、およそ800人がけがをしたという未確認の情報があり、住民ら少なくとも7000人がPKOの部隊の拠点に避難しているということです。 ジュバには、PKOに参加する陸上自衛隊の施
アフリカからの一行を乗せた観光バスが、上海市内のホテルに入ってきた。予定時刻をだいぶ過ぎての到着だった。案の定、バスから降りてきた彼らの顔は、みな一様に疲れ切っていた。 「朝9時に杭州を出発、それから観光、買い物とあちこち回った。おまけにひどい交通渋滞ですっかり疲れた」とメンバーの1人は言う。 別のメンバーは「移動中は常に監視を受け、檻の中の動物みたいで嫌だった」と嘆く。どうやら脱走の懸念も持たれていたようである。その上「8時間の時差が解消されていない」と機嫌が悪い。 至れり尽くせりの「研修」ツアー 疲労困憊の表情を見せるアフリカ人たちは、実は単なる物見遊山の観光客ではない。このツアーは政治的に仕組まれたツアーである。ツアー参加者は、アフリカ各国から派遣されたばかりの「研修生」なのだ。時差ボケ覚めやらぬ彼らをあちこち連れて回るのは、「中国の発展はすごいだろう!」と見せつけるツアー主催者の意
石油などの資源を確保するためアフリカ投資を拡大する中国。蜜月関係とされた中国とアフリカだが、変化の兆しが出てきた。ナイジェリア中銀総裁が中国を警戒する必要性を訴えた。 「アフリカは中国に対する幻想を捨て、中国をパートナーであると同時にライバルで、植民地時代の宗主国と同様の搾取を行う能力を持つ国と見るべきだ」――。ナイジェリアの中央銀行総裁であるラミド・サヌシ氏がこのほど本紙(フィナンシャル・タイムズ紙)に寄稿し、こんな警告を発した。 アフリカ各国の政府高官の間では、アフリカの工業が停滞しているのは安価な中国製輸入品による攻勢のせいだとの懸念が増えている。サヌシ氏もアフリカが、「新しい形の帝国主義がつけ入る隙を見せている」と指摘する。 中国のアフリカとの貿易の仕方は「搾取だ」として、中国を痛烈に批判するナイジェリアのサヌシ中央銀行総裁(写真:Bloomberg via Getty Image
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