36人が犠牲になった2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われている青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第21回公判が6日、京都地裁で開かれ、最後の被告人質問があった。青葉被告は遺族の質問に「申し訳ないと思います」と述べた。9月に始まった公判で被告が謝罪するのは初めて。一方、犠牲者について「運がなかった」と述べる場面もあった。 第17回公判から量刑に絞った審理が続き、法廷に立った遺族らは「極刑しかない」「命で償ってほしい」などと被告に強い言葉を投げかけていた。
36人が死亡し、32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の第8回公判は20日午後も、遺族らによる被告人質問が続いた。青葉被告は被害者側の追及に対し、「京アニがしてきたことは全部不問になるのか」と反論する場面もあった。 この日は、被害者参加制度を利用して、遺族と被害者の代理人弁護士が直接質問。その中で、ある代理人弁護士に「被害者のことは考えなかったのか」と問われると、青葉被告は「逆に聞くが、京アニが(自身の)作品をパクったときには何か考えたのか」と語気を強めて質問を返し、裁判官から注意を受けた。 その後、別の代理人弁護士が「逆質問」の意図を追及すると、「自分はどんな刑だろうと罰は受けなければならないが、京アニがしてきたことは全部不問になるのか」と述べた。 この弁護士に「京アニに憤りがあるのか」とも問われると、「(今も)あり
大阪・北区のビルに入るクリニックが放火され、25人が死亡した事件で、大阪市内にある容疑者の関係先の住宅から「京都アニメーション」の事件に関する記事の切り抜きが見つかったことが捜査関係者への取材でわかりました。 今月17日、大阪・北区曽根崎新地のビルの4階にある心療内科のクリニックが放火された事件で、警察は殺人と放火の疑いで捜査している男について住所・職業不詳の谷本盛雄容疑者(61)だと公表しています。 容疑者は、搬送された病院で重篤な状態になっているということです。 警察によりますと、21日、病院で治療を受けていた20代とみられる女性1人が新たに死亡し、この事件で亡くなった人は25人となりました。 その後の捜査で、大阪・西淀川区にある関係先の住宅からは、ガソリンが犯行に使われた「京都アニメーション」の放火事件に関する記事の切り抜きが見つかったことが捜査関係者への取材でわかりました。 谷本容
京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオで7月に起きた放火殺人事件で、京都府警は5日、重いやけどで入院治療中だった20歳代の女性1人が4日夜に死亡したと発表した。事件による死者は36人となった。 発表では、女性はスタジオ1階で火災に巻き込まれ、正面玄関から逃げ出したところで救助されたが、やけどで重篤な状態となり、集中治療室(ICU)に入っていた。死因は広範囲にやけどを負ったことによる敗血症性ショックで、やけどは快方に向かっていたが、感染症を併発したという。 府警は女性の氏名を公表しなかった。「遺族の意向を確認し、公表の時期を調整したい」としている。 事件は7月18日午前に発生。青葉真司容疑者(41)(殺人容疑などで逮捕状)が玄関から侵入し、ガソリンをまいて火を付けた。青葉容疑者は全身に重いやけどを負い、会話の訓練ができるまで回復しているが、逮捕のめどはたっていない。 亡くなった36
京都アニメーション(京アニ)第1スタジオ放火殺人事件の全犠牲者の身元が27日、明らかになった。京都府警は当初から犠牲者全員の実名を公表する考えを示してきたが、「遺族の了承が必要」とする警察庁との調整が難航。事件発生から1カ月以上たっての公表という異例の展開となった。一方、府警が「実名公表を拒否している」としていた複数の遺族が京都新聞社の取材に「拒否していない」と証言した。今回の実名公表は、捜査当局が遺族一人一人の意向を正確にくみ、代弁することの難しさを浮き彫りにした。 府警はこれまでから、殺人事件や交通事故で犠牲になった人の氏名を報道各社に公表してきた。当事者の安否に関わる情報を社会で共有することは有益だと考えているからだ。 京アニ事件が発生した当時、第1スタジオには犠牲者35人を含む計70人の従業員がいた。その多くは、映画やテレビ作品の終幕に製作関係者として氏名が紹介され、中には著名なク
先月の京都アニメーション放火大量殺傷事件に関連して、安倍政権は被害者らへの支援金を税制上特別に優遇する措置を検討しているという。 www.sankei.com アニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の放火殺人事件をめぐり、政府が被害者らへの寄付金を「地方公共団体に対する寄付金」と位置付け、税額控除制度を活用して寄付者の税負担を軽減する方向で調整していることが21日、分かった。犯罪被害に関する寄付金を災害義援金と同じように扱うことは異例。特に企業が寄付しやすい環境をつくる狙いがあり、支出金の全額を決算時に損金として算入できる制度を活用する。 (略) 政府は、世界に誇るコンテンツ産業を担う京アニの事件が放火による不慮の出来事である上、京アニへの寄付は不特定多数の被害者を対象としていることから、災害義援金と同じ優遇制度を適用する方向だ。 寄付金の全額を損金算入できるようにする
ミス・ジャパン初代女王に冷たい視線…土屋太鳳の姉・炎伽を待つ不穏な未来 日刊ゲンダイDIGITAL 9/16(月) 9:26
[Q5] 災害で被災された得意先に対して、法人が災害見舞金を支払った場合、支払先が事業に関係のある者で、不特定又は多数の被災者に対する寄附に当たらないことから、支払った災害見舞金は損金の額に算入されないのでしょうか。 [A] 法人が、被災した取引先に対し、被災前の取引関係の維持・回復を目的として、災害を受けた取引先が通常の営業活動を再開するための復旧過程にある期間において支出する災害見舞金は、交際費等に該当せず損金の額に算入されます。 [関係法令通達等] 租税特別措置法通達(法人税編)61の4(1)-10の3
アニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の放火殺人事件をめぐり、政府が被害者らへの寄付金を「地方公共団体に対する寄付金」と位置付け、税額控除制度を活用して寄付者の税負担を軽減する方向で調整していることが21日、分かった。犯罪被害に関する寄付金を災害義援金と同じように扱うことは異例。特に企業が寄付しやすい環境をつくる狙いがあり、支出金の全額を決算時に損金として算入できる制度を活用する。 【表で見る】京都アニメーションの歩みと支援金預かり専用口座 7月18日に発生した事件では35人が犠牲になった。貴重な人材や制作拠点を失った京アニには、アニメファンなど個人だけでなく、国内外の企業からも支援の申し出が相次いでいる。 京アニが開設した専用口座には、業界団体などの見舞金や募金を含めるとすでに20億円以上が集まり、今後さらに増える見通しだ。 ただ、企業の寄付は法人税法上、原則として資
身元公表で申し入れ=京アニ事件で報道各社-京都 2019年08月20日19時00分 京都アニメーションの放火殺人事件で、京都府内の報道12社でつくる在洛新聞放送編集責任者会議は20日、犠牲になった35人のうち25人の身元を発表していない府警に対し、速やかな公表を求める申し入れ書を提出した。 <関連ニュース>「京アニ」スタジオ放火事件 申し入れ書は植田秀人・府警本部長宛て。発生1カ月以上たっても発表がないことに触れ、「事件の全体像が正確に伝わらない」と懸念を伝えた上で、「過去の事件に比べても極めて異例」として速やかな実名公表を求めた。また、今回を先例としないよう要請した。 新型コロナ最新情報 相模原殺傷 神戸教員間いじめ
「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、超党派の議員連盟が支援策を速やかに講じるよう政府に提言したことを受け、菅官房長官は具体的な支援策を検討していく考えを示しました。 これについて菅官房長官は、29日午前の記者会見で「死傷された従業員などへの補償や、『京都アニメーション』の経営再建について、まずは、よく事情を伺ったうえで、しっかり関係省庁に対処させたい」と述べ、具体的な支援策を検討していく考えを示しました。 そのうえで「特に、国の内外から寄せられている義援金の受け入れに関して課題があると聞いている。経済産業省など関係省庁を通じしっかりサポートしていきたい」と述べました。
邪悪は道理もなく舞い降りた。7月18日、一人の暴徒が日本京都府にある「京都アニメーション」の第一スタジオを爆破放火した。 建物に居た73名のスタッフのうち6名だけが火災を逃れ、その他の方はみな被害に遭った。現在34名が死亡(7月20日まで)、30余名が重軽傷を負ったという(犯人も含む)。 「アニメ会社放火事件」は80年代以来死亡者が最も多いテロ事件となり、全世界でニュースとなって駆け巡り、一般人でさえこの少し奇妙な名前のアニメ制作会社を知ることとなった。アニメ業界を知る者にとって、京アニを知る人にとって、この災難が想像を絶する物であり、未来に対して悪影響しか与えないという考えに至るだろう。 私は今回の事件の詳細について追及したくない。私はこの場を借りて、皆さんに京アニが日本のアニメの過去と未来を背負った会社であることを伝えたいと思っている。我々が失ったのは、京都アニメーションが描き下ろした
34人が犠牲になった京都アニメーション(京アニ)の放火事件の現場に残っていた原画のサーバーを巡り、朝日新聞が26日夜に報道した内容について、京アニの代理人を務める弁護士がツイッターで即座に訂正する一幕があった。 朝日新聞デジタルはこの日、京アニへの支援金が6億円を越したことを伝えた記事の中で、現場のスタジオ1Fにあったサーバーについて言及。 全焼したスタジオの1階にあり、コンクリートに覆われた部屋にあったサーバーが焼損を免れていたこともわかった。紙の原画は焼けたが一部がデジタル化されており、専門家の助言を受け、データを取り出せるか試みる予定という。 そして、この記事を配信したヤフーニュースやライブドアニュースのタイトルが当初、【京アニ放火 原画サーバー無事】と配信。 【京アニ放火 原画サーバー無事】https://t.co/wOxEI4fq5d 京都アニメーションで34人が死亡した放火殺人
京都アニメーション放火殺人事件で、重篤な状態だった男性1人が27日、入院先の病院で死亡した。 京都府警が発表した。20代の同社社員とみられる。事件の犠牲者は計35人となった。 府警によると、男性は同日午後、大阪府内の病院で死亡が確認された。放火された第1スタジオ1階にいたとみられ、自力で建物の外に避難。全身にやけどを負い、京都市内の病院に搬送された後、専門的な治療を受けられる病院に移って治療を続けていた。 府警は今後、DNA型鑑定で身元の確認を進めるとともに、司法解剖して死因を調べる方針。 これまでに死亡が確認された34人は、20~60代の男性13人と女性21人で、死因は大半が焼死だった。重軽傷者は33人に上り、まだ社員10人が入院しているという。
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