(CNN) 女子バレーボール国際試合のセルビア対タイ戦で、指でまぶたを引っ張る「つり目」のしぐさがカメラに捉えられたセルビア人選手について、国際バレーボール連盟(FIVB)の関連団体は8日、出場停止2試合の処分を下した。 写真特集:北京五輪から10年、変わり果てた競技会場 つり目のしぐさはアジア系の人をあざける人種差別的なジェスチャーとなっている。 FIVBの規律パネル小委員会の声明によると、サニャ・ジュルジェビッチ選手は6月1日、イタリアで行われた試合の最中に、バレーボール界の規律を定めた規則に違反する行為を取った。 同パネルは選手の出場停止に加え、セルビアのバレーボール連盟に米ドル換算で2万2000ドル(約240万円)相当の罰金を科した。同パネルによると、FIVBは差別対策の取り組みや、文化的配慮に関する教育プログラムに罰金を寄付する方針。 ジュルジェビッチ選手はSNSのアカウントで、