台湾外交部(外務省に相当)は11日、バイデン米大統領が中国の習近平国家主席との電話会談で、中国が台湾に強圧的な行動を取っていることに懸念を示したとして「感謝」を表明した。 外交部はバイデン政権と関係を深め、インド太平洋地域の平和と安定を推進していきたいと表明。また、台湾の台北駐米経済文化代表処(在米大使館)の蕭美琴代表と米国のソン・キム国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)が10日に会談し「双方が台米関係を全方位的に深化させる」ことで一致したとした。(共同)
【ワシントン=黒瀬悦成】台湾の台北駐米経済文化代表処代表(台湾の駐米大使に相当)で女性の蕭美琴(しょう・びきん)氏は20日、バイデン米大統領の就任式に正式出席した。 台湾の駐米代表が米議会の就任式委員会から正式な招待を受けて大統領就任式に出席するのは、米台が断交した1979年以来初めて。以前は連邦議員の招待枠で出席していたという。 蕭氏はツイッターに「米政権と共通の価値と利益の増進に向けて一緒に取り組んでいくことを楽しみにしている。台湾は米国の友人たちと超党派の精神で取り組む」とし、バイデン新政権下での米台関係の強化に期待を表明した。 共和党のリッシュ上院議員はツイッターで、蕭氏が正式招待されたことに関し「新政権を称賛する」と評価し、バイデン政権に「米国と台湾が直面する地政学的な現実を反映した米台関係の前進を促したい」と呼びかけた。
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