フィリピンに空母派遣=米 【ワシントン時事】米国防総省は11日、台風30号により壊滅的被害を受けたフィリピン中部で人道支援活動を行うため、香港に停泊中の空母「ジョージ・ワシントン」に派遣命令を出したと発表した。巡洋艦2隻、駆逐艦2隻、補給艦1隻もフィリピンに向かっている。いずれも2〜3日中に現地に到着し、活動を始める。 沖縄県に駐留する海兵隊部隊は既に被災地のレイテ島で捜索救助活動や物資搬送に当たっている。海兵隊は沖縄駐留の新型輸送機MV22オスプレイ4機、大型輸送機3機を投入し、被災地支援を強化する方針。 米国際開発局(USAID)も11日、食料支援などのため2000万ドル(約19億8000万円)を拠出することを決めた。(2013/11/12-09:34)