中国軍が南シナ海の西沙諸島の島に地対空ミサイル部隊に続いて戦闘機を派遣したことがアメリカ政府当局者への取材で分かりました。 ただこの当局者はウッディー島には1990年代から滑走路があり、中国軍は、過去にもたびたび戦闘機を派遣させているとして、地対空ミサイル部隊の展開とは違い、特異な動きとはみていないと指摘しています。 南シナ海を巡っては、中国が南沙(スプラトリー)諸島に造成する人工島でレーダー施設の建設を進めていることが明らかになったばかりで、ケリー国務長官が23日、王毅外相との会談後の記者会見で、「残念なことに、ミサイルや戦闘機、さらに砲兵部隊などが配置されている」と述べ、懸念を示していました。
【AFP=時事】米海軍は、中国が南シナ海(South China Sea)に建設中の人工島付近にさらなる艦船を派遣する予定だと、米当局者が27日、明らかにした。 人工島付近の米艦航行は「主権への脅威」、中国政府 米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン(Lassen)」は現地時間の同日朝、周辺国による領有権争いの的となっている南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)で中国が自国領土と主張している人工島のうち少なくとも一つの12カイリ(約22キロ)内に進入。これに中国政府は激怒し、駐中国米大使を呼び抗議した他、「主権に対する脅威」と強く非難した。 匿名を条件にAFPの取材に応じた米当局者は、米軍が人工島付近の航行を「再び実施する」と言明。「国際水域においては、自由な時間と場所で航行する」と語った。 また、上院軍事委員会の公聴会で証言したカアシュトン・カーター(Ash
中国が南シナ海で人工島の造成工事を強行しているなか、アメリカのメディアの一部が、オバマ政権が軍の艦艇の派遣に前向きな姿勢に転じつつあると伝えていることについて、中国外務省の報道官は「重大な懸念」を示し、「どの国であっても中国の領海を侵犯することは絶対に許さない」と警告しました。 こうしたなか、アメリカのメディアの一部は、オバマ政権が軍の艦艇を派遣してこの12海里の中を航行させることについて前向きな姿勢に転じつつあると伝えています。 これについて、中国外務省の華春瑩報道官は9日の記者会見で、「報道に重大な懸念を持っている」と述べました。そして、「中国は、各国が国際法に基づいて有する航行と飛行の自由をずっと尊重している」と主張しました。そのうえで、「どの国であっても、航行と飛行の自由を名目に中国の南沙諸島の領海と領空を侵犯することは絶対に許さない。われわれは関係国に対し、いかなる挑発的な行動も
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