アメリカの世論調査機関が、米中関係に関して行った調査の結果、世界の半数近くの人が台頭する中国が、将来、アメリカに代わる超大国になると考えていることや、アジア太平洋地域では半数以上の人がアメリカ軍の兵力の増強を歓迎していることなどが、明らかになりました。 それによりますと、世界全体ではアメリカを好意的に見ている人が69%、中国については55%と、いずれも半数以上の人が好意的に見ているものの、中国ではアメリカを好意的に見ている人が44%、アメリカでは中国を好意的に見ている人が38%にとどまっています。 また、将来、中国がアメリカに代わる超大国となると思うかという質問に対しては、「なると思う」と答えた人が48%に上り、「ならないと思う」と答えた35%を上回りました。 さらにアジア太平洋地域の国々を対象に、アメリカのアジア重視政策について聞いたところ、アジアに展開するアメリカ軍の兵力の増強を歓迎す