中国を訪問している馬英九(ばえいきゅう)前総統は2日、台湾と中国は「いずれも中華民国であり、中国だ」と発言した。これに対し、台湾で対中政策を担当する大陸委員会は同日、馬氏が唱える「一つの中国」の主張は完全に台湾の人々の認知に反しているとし、「深い遺憾」を表明した。
台湾南部で、地元の人権団体が台湾で初めてとなる慰安婦問題を象徴する少女像を設置し、除幕式に出席した野党 国民党の馬英九前総統は日本政府は謝罪すべきだと訴えました。 除幕式には、過去にも慰安婦問題で日本政府に謝罪を求めていた国民党の馬英九前総統が出席し「日本政府は賠償し、謝罪すべきだ。台湾の人々は、日本による植民地の歴史に加え、日本が女性たちに長年の苦しみをもたらしたことを忘れてはならない」と訴えました。 像の設置について台湾当局の関係者はNHKの取材に対し「当局は関与していない」とし、台南市は「国民党の政治活動だ」としています。 国民党はことし11月に控えた統一地方選挙をにらみ、東日本大震災以降から続く日本食品の輸入規制の継続を訴えるなど、与党 民進党の対日姿勢を批判することで党勢の回復を目指していて、今回の像の設置への協力にはこうした狙いもあるとみられます。 一方、台北にある日本の窓口機
台湾の馬英九(マーインチウ)総統が、シンガポールで7日に中国の習近平(シーチンピン)国家主席と会談した際、中国に台湾対岸のミサイル撤去などを強く求めていなかったことが分かった。行政院大陸委員会が9日、非公開部分の発言を公表した。台湾での会談の評価は割れているが、批判が強まる可能性がある。 1949年の分断以来初となった首脳会談は冒頭発言が報道陣に公開された後、非公開で行われた。 公表された発言によると、馬氏はミサイルや台湾侵攻を想定した軍事演習をめぐり、「野党が両岸(中台)関係を批判する際の口実に使われる。機会があれば善意ある具体的行動を取っていただけないか」と述べていた。総統として軍を統帥する立場だが、自身は問題視していないと受け止められかねない内容だ。 このため、野党は早速批判。来… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有
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