男子テニスで四大大会6回制覇のボリス・ベッカー氏(写真)が、全仏オープンを棄権してうつを告白した大坂なおみについて、精神的な問題でキャリアが危機にひんする可能性を懸念した。ドイツのハンブルクで2020年9月撮影(2021年 ロイター/Cathrin Mueller) [パリ 1日 ロイター] - 男子テニスで四大大会6回制覇のボリス・ベッカー氏(ドイツ)が、全仏オープンを棄権してうつを告白した大坂なおみについて、精神的な問題でキャリアが危機にひんする恐れがあると懸念した。 大坂は今回の全仏オープン参加に当たり、精神的な負担を理由に試合後の記者会見に応じないと表明。その後この問題が大きく取り沙汰されると、自身の言動が大会の妨げになってはならないとして大会を棄権。さらに「本当のところ、私は18年の全米オープン以降、長い間うつ病を患っており、それに対処するのがとても大変だった」と以前から精神的に