東京五輪バドミントン男子シングルス1次リーグの試合に臨む、香港の伍家朗選手。武蔵野の森総合スポーツプラザで(2021年7月24日撮影)。(c)Pedro PARDO / AFP 【7月26日 AFP】東京五輪のバドミントンの試合で、香港の選手が黒色のウエアでプレーしたことについて、中国の政治家らが非難した。これを受けて香港代表選手団は26日、同選手を擁護した。黒いシャツは、香港の民主派デモを想起させるとみなされることがある。 政治的な非難の的となったのは、伍家朗(Ka-Long Ng Angus)選手。24日に行われた男子シングルス1次リーグの試合に、黒地に自身のイニシャルと「中国香港」と書かれたウエアで臨んだ。 伍選手以外の香港代表選手は、ヨネックス(Yonex)のスポンサーロゴと香港旗が配された公式ウエアを着ていた。 中国の保守派の政治家2人が、伍選手のウエアは愛国心がないと非難。うち