7月31日、中央テレビ局が伝えたところ、解放軍のロケット軍司令官と政治委員の2トップの人事交代が行われた。軍司令官の李玉超にとって代わって、前海軍副司令官の王厚斌が新しい司令官に、南部戦区の副司令官だった徐西盛が新しい政治委員にそれぞれ就任。新任の2名は同時に、習近平主席により上将(大将)の階級を授与された。 【写真】秦剛外相失踪事件の真相は中国の外交路線を大きく反米に振り戻す権力闘争だ ロケット軍は中国軍の中で、陸軍・海軍・空軍と並ぶ第四の軍種であって、核兵器や短距離ミサイル・弾道ミサイルの管轄・運用を担当する。以前は「第二砲兵部隊」だと名付けられて特殊部隊としての位置付けであったが、2015年、習近平政権の下でロケット軍に昇格した。習政権がやる気満々の「台湾併合戦争」においては、ロケット軍は言うまでもなく大変重要な役割を果たすことを期待されている。 しかし、この虎の子のロケット軍におけ