ハプニングも起きることなく、小池百合子氏の圧勝に終わった。小池40%前後、増田30%弱、鳥越25%弱、その他10%弱というのが事前の世論調査から予想される平均的な所だったと思うが、結果は44.5・ 27.4・ 20.6・7.5ということになった。 予想を上回る59.1%という投票率だったことが、小池の躍進と増田がやや予想を下回ることにつながり、鳥越は無党派層で予想外に不振だったぶん沈んだといえる。主要三候補以外の上杉隆と桜井誠は、存在感を示したものの投票には結びつかなかった。(主要候補以外の問題については別途書きたい)。 時事通信の出口調査を支持政党別に見ると、自民(小池52%増田43%鳥越3%)で民進(30・10・56)公明(31・63・4)共産(16・10・69)無党派(50・23・19)である。 これを見ると小池が自民で増田を上回り、公明でも30%を超え、民進ですら30%という想定外
東京都知事選(31日投開票)は17日、告示後初めての日曜日を迎えた。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、元総務相の増田寛也氏(64)、元防衛相の小池百合子氏(64)の主要3候補は肩書や知名度から、各メディアがその動向に注目している。首都の顔を目指す3候補の人柄に迫った。 ▼鳥越氏 50年以上にわたりジャーナリストとして活動してきた。現場主義を貫き、「趣味はニュース」という徹底ぶり。週刊誌「サンデー毎日」の編集長時代には、宇野宗佑首相(当時)の女性問題をめぐる告発記事を掲載し、退陣に追い込んだ。 「当時のメディアは政治家の女性問題についての記事を書かないという常識があった」。社長を含め、上司には「絶対に反対される」と事前相談することなく掲載に踏み切り、まさに「クビを賭けた」大勝負だった。
記者会見で都知事選への出馬表明をするジャーナリストの鳥越俊太郎さん=東京都内のホテルで2016年7月12日午後2時6分、中村藍撮影 12日午後、東京都知事選の出馬会見の冒頭でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が発言した内容は以下の通り。【錦織祐一、大村健一/デジタル報道センター】 汗水流して払ってもらった税金に対する意識を 私、鳥越俊太郎、生まれは九州でございます。今でも九州のなまりが消えませんが、30年あまり住んでいるので、東京都民の資格は持っているつもりです。きょうはそんなに長い時間がありませんが、三つぐらいのことを申し上げたい。 第一に、東京都政は(元知事の)猪瀬(直樹)さん、(前知事の)舛添(要一)さんの時代に、残念ながら「政治とカネ」という、よくある話ですが、2代続けてお金の問題で任期を全うできなかった。それによって、都政が大変な混乱に陥ったことは皆さんもご存じの通りです。それ
東京都知事選の告示日を14日に控え、民進党は11日夜、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に立候補を要請する方向で最終調整に入った。野党統一候補として擁立する方針だ。一方、自民党都連は、同日に立候補を表明した増田寛也氏(64)の推薦を決定。小池百合子衆院議員(63)も立候補を決めており、17年ぶりの「保守分裂選挙」になる。 鳥越氏、野党統一候補で擁立へ 民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、都知事選に野党の「統一候補」の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた。 民進党内では当初、党都連の松原仁会長らが党執行部と調整し、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)の擁立をめざす方針をいったん固めた。松原氏は11日午後、都内で古賀氏と会談し、立候補を要請した。 しかし、ほぼ同時期に民進執行部内から、鳥越氏を擁立する意見が浮上。参院選で共闘した野党4党の枠組みでの候
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