メキシコの首都メキシコ市のカフェに掲げられたWiFiのサイン(資料写真、2010年5月10日撮影)。(c)AFP/OMAR TORRES 【11月5日 AFP】フランス東部ディジョン(Dijon)の裁判所は4日、家庭用WiFiネットワークにイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の名前を付けた男(18)を、「テロリズム擁護」の罪で執行猶予付き禁錮3月とする有罪判決を下した。 被告は自身のWiFiを「ダーイシュ21(Daesh21)」と名付けていた。ダーイシュはISのアラビア語の略称。隣人が、周辺で利用できるWiFiリストにこの名前を発見して警察に通報していた。 裁判所は、被告が100時間の地域奉仕刑を拒否したことから、執行猶予付きの禁錮刑を言い渡した。 被告の弁護人は上訴する意向を表明。「(被告宅の)捜査が行われたが、何も発見されなかった。被告がこの(ISの)思想に共感していることを示すも