トランプ氏は21日にNBCテレビのインタビューに応じた。ペンス副大統領も23日、CNNテレビに出演して無人機撃墜に関して「イランの最高レベルで承認されたものとは考えていない」と語った。イラン指導部の関与を否定し、対話の余地を残したい意向をにじませた。 ペンス氏は一方で、イランへの対抗措置について「全ての選択肢がテーブルの上にある」と語り、軍事攻撃の可能性は排除されていないとの考えを示唆した。「イランの核兵器保有は絶対に認めない」とも強調した。経済制裁を強化し、イラン経済に打撃を与えて軍事力強化にあてる資金源を断つ方針を示した。 ポンペオ国務長官も23日、ワシントン郊外で記者団に対し、追加制裁に関して「イランの経済成長を抑えて制裁を回避することも難しくする追加措置になる」と説明した。ポンペオ氏は同日、インドや日本訪問に先だって急きょ、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)に向けて出発した