もちろん、サービスの刷新時には必ず発生する「前の方が好きだマン」や、ある種もはやファンと言っても良い「ヤフー絶対許さないマン」も結構いるのだけれど、多くの人が旧eBookJapanの本のコレクション機能と閲覧機能を愛していて、それがスポイルされたことに憤っているように見受けられた。 新ebookjapanって、目的の本を買う人のためじゃなくて時間つぶしのためになんか読む(できれば無料で)、という人向けのサイトとアプリなので、旧eBookJapanで本を買い続けてきた人とは客筋が違いすぎるのに、統合しちゃったから非難しか出てこないんだよ#eBookJapan — 高橋硅 (@clovers012) March 3, 2019 ちょうど先日、「私たちは本を"消費"しているのだろうか」というnoteを書いたのだけど、そこで挙げたフローとストックの対立軸がそのまま形になって現れたような感がある。利
平林氏のnoteを読んで、思うところあったので。 彼のような発信力のある人がそんなこと言ったら、批判されるだけで何にもならないじゃん、という愚痴である。 著者が言うのは仕方ないかなとも思うけど、編集者の立場で言うのはナシだ。 まとめサイトとかで吹き上がれば外圧になる?ならないよ、版元の偉いさんの鈍感力舐めんなよ! 当方30代の現役編集者。 転職歴2回、過去に営業、雑誌編集、文芸編集経験あり。 直近は男性向けラノベ。数年やって、最近現場を離れた。メディア化、中ヒットくらいまでは経験がある。 いまやっていることまでは黙っておく。 電子化について電子売上を逐一見れないというのはウソである。いや、平林氏は見れなかったのが本当ならウソというと語弊があるが。 Amazonはじめ、情報は取ればいくらでも手に入る(買うことも多い)。自分は週ごとくらいには電子売上を見ていた。 ではなぜ売上が見れないなどと平
結論から書くと、漫画村の影響を現時点で判断することはできません。 世界はもっと複雑です。 こんな記事がありました。 漫画村消滅で電子書籍売上「増えた」 カドカワ川上氏が見解示す 以下、記事からの引用です。 『「漫画村が見られなくなってから、電子書籍の売上に変化はありましたか」との質問に対し、「それはもう増えましたね」と即答。』 こんな記事もあります。 メディアドゥが「海賊版サイトの影響」で業績下方修正 海賊版サイトの影響示すデータも公開 資料として4つのグラフが示されています。 ・ある若年層向け電子書店の売上を示したもの ・ある電子書店における「ある大手漫画出版社A」の売上額推移をグラフにしたもの ・別の出版社Bの電子漫画売上(前年同月比)を月別にグラフ化したもの ・ある人気タイトルの最新刊とその前巻の売上を年齢別に比較したもの 漫画村が流行った時期、いずれのグラフも前年と比較して伸びが鈍
2018年6月21日 11時30分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと なぜ電子書籍は紙の書籍と同じ値段なのかという質問に岡田斗司夫氏が答えた 電子書籍を安くすると、紙の書籍が高価格になり日本中の書店が潰れると指摘 紙の書籍は金持ちの娯楽になり、文化が階級化されてしまうと分析した 毎週日曜日夜8時から生放送中の『』。6月17日の放送の中で岡田斗司夫氏は、視聴者からの「なぜ、は紙の書籍と同じ値段なのか?」という質問に対して、その理由について解説しながら、電子書籍を安価に提供することによって日本の社会に起こり得る変化について語りました。岡田斗司夫氏。 ─関連記事─ 電子書籍のサービス終了で買った本が“消滅”する? 「我々が買っているのはコンテンツではなく読む権利である」と小飼弾が言及 「紙のエロ本は死んだ」――書籍を【紙】で読むか【電子書籍】で読むか調査した結果「エロ本」と「小説」
出版科学研究所がコミック市場の販売金額を発表。電子コミックス(単行本)の販売金額が紙のコミックスを初めて上回った。 出版科学研究所は2月26日、2017年の電子コミックスの推定販売金額が紙のコミックス(単行本)を初めて上回ったと発表した。紙のコミックスが前年比14.4%減の1666億円と大きく落ち込んだのに対し、電子コミックスは同17.2%増の1711億円と成長した。 市場を支えてきたビッグタイトルの完結、部数規模の縮小、新たなヒット作が出ていないこと、読者の紙から電子へのシフトなどにより、紙のコミックスは過去最大の落ち込みとなった。電子コミックスは無料や値引きキャンペーンによって、完結した過去作品を中心に売り上げが伸長。エロ・グロ要素が強い作品や、BLやTLジャンルの作品も伸びている。しかし無料や値引きの施策が飽和状態にあることや、違法海賊版サイトの影響などがあり、成長率は鈍化している。
Kindleアプリが「マンガのまとめ表示」に対応したぞー!2018.01.23 19:3037,447 金本太郎 いまさらと言われようと神アップデート! 先日~本日にかけて、アプリ版Kindleがアップデートされたんですけど、ついに、ようやく、「マンガのまとめ表示」機能が実装されました! ライブラリ画面で本の並び順を「タイトル」に設定すると、同じシリーズのコミックはまとめて表示されます(並び替えにちょっと時間がかかるかも)。 シリーズ表示された作品は表紙の右下に巻数が数字で表示されます。なぜか『アップルシードα』が2つ表示されている...今まで、私はKindle内でマンガを整頓するために、コレクション機能で単行本をチマチマまとめていました。ここ数年はもうめんどくさくなって、連載系の書籍はまとめ表示のあるhontoとかeBookJapanで買ってましたけどね。hontoのリーダー機能めっちゃ
公正取引委員会は8月15日、電子書籍を配信する米Amazon.com子会社が出版社などに対し、価格や品ぞろえでほかの配信事業者より有利になるよう求めていた契約の条件を撤廃したとの報告を受けたと発表した。 撤廃したのは、契約内の「同等性条件」。同等性条件は、米Amazon Services International(ASII)が出版社や流通業者に対し、競合他社の電子書籍配信プラットフォームと比べて、同等かより安い価格、品ぞろえ、より好条件のビジネスモデル(定額配信、レンタル)などを義務付ける内容。 公取委は、この条件が(1)出版社が他の取引で価格の引き下げ、サービス向上を制限する、(2)Amazonが競争上の努力をせずに価格・サービスを向上させ、配信事業者間の競争をゆがめる、(3)他の配信事業者が出版社と取引条件を改善しても、サービス向上につながらず、配信事業者のイノベーション意欲や新規参
リンク KAI-YOU.net | POP is Here . 「電子書籍の購入は作家の応援にならない」は本当? 現役編集者に聞いた 年頭、漫画『トリマニア』の作者、久世岳さんのあるツイートが話題になりました。「【拡散希望】探している漫画が書店で見つからない。でも重版はかからない。何故?というお話。」というコメントと、それを解説する漫画を投稿。7万RTという驚異的な広がりを見せまし... 294 users 354 記事の要点 疑問1.なぜ、発売直後の売上げを重視するのか? 初動の芳しくない本は、よほど編集や営業に思い入れがない限り、特にフォローされることなく、次々と出る新刊の山に埋もれていきます。 疑問2.なぜ、作家自らが宣伝しなければいけないのか? 現状マンパワーが圧倒的に足りていない(中略)恥ずかしい話ですが、そういう意味では漫画家さんや作家さんによるダイレクトマーケティングを頼りに
本記事には反論記事も存在します。あわせてご覧ください(関連記事) 年頭、漫画『トリマニア』の作者、久世岳さんのあるツイートが話題になりました。 「【拡散希望】探している漫画が書店で見つからない。でも重版はかからない。何故?というお話。」というコメントと、それを解説する漫画を投稿。7万RTという驚異的な広がりを見せました。 【拡散希望】探している漫画が書店で見つからない。でも重版はかからない。何故?というお話。 pic.twitter.com/9vOIbZGs9e — 久世岳@トリマニア③発売中 (@9zegk) 2017年1月7日 大まかに言えば「欲しいと思った漫画が書店になかった場合、店頭で注文してください」という提案でしたが、そこで描かれた図式には漫画家と出版社、書店から読者まで出版界全体を取り巻く問題が内包されており、様々な視点での議論が巻き起こりました。 そこで浮き彫りになったのが
最近Kindleを使い出した初心者の私ですが、読みたい本がKindle化されていない時ってないでしょうか。せっかくKindleを買ったのでできるだけまとめて持ち歩けたらなと思うのですが…。そこでKindle化されると通知してくれる無料アプリ「Checker for Kindle」が便利そうなので使用方法も合わせてご紹介します! 追記:Android版「発売通知 for Kindle」を追加しました。 スポンサーリンク ダウンロード Checker for Kindle Kindle化リクエスト方法 まとめ ダウンロード 追記:2018年7月現在では、iOS版・Android版ともにアプリがダウンロードできない状態になっています。 Checker for Kindle この「Checker for Kindle」は、ほしい物リストに入っている本が、Kindle化されたら教えてくれるアプリです
じーさん @GAS474 電子書籍は漫画家を殺すのか 電子書籍が【急激に】紙媒体を超える【大きなシェアを取り】、有効な【対策が取れない】場合に、多くの漫画家が収入を減らし、結果として新たな漫画が読めなくなってしまうかもしれない。と言う一考察です。 一考察であり、出版業界を代表するものではありません。 2017-01-21 13:26:49 じーさん @GAS474 日本では電子書籍は、著作物再販適用除外制度の対象外とされています。 そのため、電子書籍販売は定価販売できないという前提が必要です。 そこで1990年代に書籍の定価販売を止めたイギリスを一例にします。 2017-01-21 13:26:59
業界の程よく中心から距離のある関係者視点で、電子書籍を取り巻く日本の事情について書いてみます。 ここ数日話題になってる「全部電子書籍でだせっていってんだろ」「くそ業界滅びろよ」っていう読者の声と、それに対する業界のいいわけじみたコメントに対するメモですね。 スタンスとしては、業界側の視点ではあるんですが、業界を擁護するつもりはありません。すべての業界や消費物と同じように、必要とされなければ声を荒げなくても滅びると思っているので(そして出版業界が斜陽であるのはもう周知の事実ですので)、ことさら擁護の必要もなければ罵声を浴びせる必要もない、というのが個人的な気持ちです。 読者側にも業界側にも各論はそれぞれあるとおもうのですが、今回述べたいのは、総論として「日本の出版業界は、日本の書籍市場に過剰適応してしまった」という点です。 この場合「日本の書籍市場」っていうのは、取次ぎのシステムであるとか、
「1週間以内に本屋で買ってくれないと重版されないのでお願いします」といった宣伝ツイートを見ると、 「なんで、そんなそっちの勝手な都合を押し付けるの?って思って買うのやめたことある」って言ってる人に少なくとも3人は会った。 こういう消極的な意志はなかなか届かない。 本好きで集まったとき、話題にした。 「最初はあわてて買ってたけど、さすがにいくつもあるともう無理」 「脅されて買った感じになって、気分良くないよね」 「どう考えたって、そんな自転車操業やってたら滅びるでしょ」 「だいたいそういうツイートされるコミックスって、うちの近所の本屋には入ってないんだよね」 とあれこれ感想が出た。 ぼくはゲームデザイナーだ。 ゲームをつくっていたときは、発売日前は販売促進でインタビューやイベントやらで動いてた。 その後、本を出したとき、本の世界ではそういうのがあんまりなくて驚いた。 販売初日を重視してない感
いつまで紙の本に付き合わなくちゃいけないんですか? -電子書籍に完全に切り替えたユーザーの怒りと愚痴をひとまずぶちまけます- .30CAL CLUBレビュー 電子書籍の売上が出版社のマーケティングの際に参考にされない。 という話がある。 これは漫画でも小説でも(ライトノベルでも)そういう傾向があるらしく、Twitterとかで何度も話題になっている。 なんでも書店で最初の1週間(あるいは数日)でどれだけ売れたかによって、連載作品の続行を決めるらしいのだ。 そしてその1週間の中には電子書籍はあまり含まれていなく、もしくはものすごい微々たる影響らしい。 販売された単行本の物理書籍+電書の数が両者とも2万本の本があったとする。 しかし電書をあまり計算に入れないということは、もし両者の内訳が ①10000+10000 ②15000+5000 だとしたら②は連載が続けられ片方は終了する。 というパター
ラノベ作家事務所T澤💉💉 @editors_plus そっか、言葉が足りないか。 電子書籍はマイナス云々は、紙の方を買って、ですね。著者が続刊をなんとしても出したいと思ってる本なら。 シリーズが無事に完結した本を紙の本から置き換えてほしいな~と電子で出してる本は、むしろ買ってくれると嬉しいし作者も喜びます。 2017-01-09 19:36:10 ラノベ作家事務所T澤💉💉 @editors_plus 続刊ラインの目安は結局、現物の本。 電書である程度売れても二巻の紙の本が書店でたくさん出る見込みに繋がらないなら企画にゴーサインが出ないものです。電書で安売りとかして3ヶ月かけて1000冊売れるよりも、書店で最初の一週間に400冊多く売れた方が有利。 2017-01-09 19:46:25
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