社員の子育て支援に積極的だと認定された企業に与えられる「くるみんマーク」が、社員の過労自殺があった電通にも与えられていたことを受けて、厚生労働省は、新年度から認定の基準を厳しくすることを決めました。 これを受けて厚生労働省は、新年度から認定の基準を厳しくすることを決め、1年間で月平均60時間以上の残業をしている社員が1人もいないことなどを新たな要件として加えることにしました。さらに、労働基準法違反などで是正勧告を繰り返し受けた場合は、認定を取り消すとしています。 厚生労働省は、「働き方改革を打ち出す中で、認定基準を厳しくするのは当然で、企業には新たな基準の下、長時間労働を減らし子育てしやすい環境を整えてほしい」としています。