アメリカのトランプ大統領らが大手IT企業グーグルの検索結果はみずからに否定的なものばかりが表示されると批判する中、グーグルのピチャイCEO=最高経営責任者は議会の公聴会に出席し、検索結果に政治的な偏向はないと強調しました。 こうした中、グーグルのピチャイCEOは11日、議会下院の司法委員会で行われた公聴会に出席しました。 このなかで議員から「『バカ』と検索するとトランプ大統領の写真が表示されるのはなぜか」と問われると、ピチャイCEOは「あくまで関連性や新しさ、人気など200以上の項目に基づいて決まっているだけだ」と述べ、検索結果に政治的な偏向はないと強調しました。 一方、グーグルが中国向けの新たな検索サービスを立ち上げ、中国政府による検閲を容認するような開発が進んでいると報じられていることについて、ピチャイCEOは「現時点ではその計画はない」と否定したうえで、利用者が情報に自由にアクセスで