東京・小金井市で芸能活動をしていた女子大学生が刃物で刺された事件で、事件の前に、女子大学生が「ツイッターなどに執ように書き込みをされている」と地元の警察署に相談していましたが、警察署はストーカー被害の相談として扱っていなかったことが警視庁への取材で分かりました。 武蔵野警察署では、冨田さんが出演する予定だったライブ会場がある小金井警察署に110番通報があった場合の対応を依頼していましたが、結果的に事件は防げませんでした。 ストーカー犯罪に詳しい常磐大学の諸澤英道元学長は「今回はストーカー規制法ではボーダーラインかもしれないが警察の動きがマニュアル化している。法律ありきではなく相談者の安全を考えて行動しないと被害は防げない」と指摘しています。