森友学園への国有地売却問題で、財務省が作成した文書をめぐる新たな疑惑が浮上した。 取引の経緯を記した決裁文書の内容が、契約当時と、その後に国会議員らに提示したものとで違っていることが本紙の取材でわかった。複数の関係者によると、問題発覚後に書き換えられた疑いがあるという。 だとすれば、行政の信頼を根幹から揺るがす重大問題だ。財務省は速やかに事実関係を調べ、公表する責任がある。 驚かされたのは、きのうの参院予算委員会での麻生財務相の答弁である。文書の提出を求める野党議員に対し、売却問題を調べている大阪地検の捜査に影響を与える恐れがあるとして、「答弁を差し控えねばならない」と繰り返したのだ。 筋の通らぬ言い分である。財務省はこれまで国会の求めなどに対し、いくつかの文書を開示してきた。なのになぜ今回は、事実関係の説明すら拒むのか。まさにご都合主義である。 内容が変わっているのは、15~16年の土地
森友学園の話題で持ち切りの昨今でしたが、ここで始めて忖度なる言葉を耳にした方も多かったのでは無いでしょうか?翻訳が難しい、という話もありましたが、いわば権力者に対して“阿る(おもねる)”ことであり、別に日本だけの専売というわけでもありません。 権力者が権力を濫用するようなところでは、ありふれた事だったりします。 ここが重要なところで、忖度とは権力が濫用される場で現れるものだ、という点が今回の事態のポイントであります。権力者が具体的に口にしなくても、その意を推し図り、(グレーゾーンまたは法に反する)行動を起こす。これはもう、民主主義国家ではなく専制君主制か皇帝独裁制で行われるような出来事です。 安倍政権側は何かにつけ、「森友学園に有利となるような具体的な働きかけは無かった」と強調していますが、具体的な働きかけも無い状態で、あのような恣意的な判断が為されたのだとすれば、むしろその方が問題なわけ
参院で審議中の安全保障関連法案に反対して8月30日に国会議事堂前で行われた大規模デモをめぐり、橋下徹大阪市長が「サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」とツイッターでつぶやくなど、政治家の発言が相次いでいる。4日、再び国会前に集まった人たちは、どうとらえたのか。 「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?」。橋下氏はデモの翌日の8月31日、ツイッターでつぶやいた。 30日のデモは日比谷公園や霞が関周辺に集った人も含めて主催者発表は12万人。参加者があふれ、警察側が国会前の車道を開放する異例の事態になった。警察関係者は国会周辺だけで約3万3千人とするが、車道を埋めた群衆の光景は海外メディアも含めて大きな話題を呼んだ。 橋下氏は3日の定例会見で発言について記者から問われ、「日本の国は選挙で選ばれた国民を代表する代表者によってちゃんと国を動かしていきまし
様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。 あなたもぜひこのセッションに参加してください。 2014年11月16日(日)県知事選挙、当選の日。 深夜24時から翁長事務所にて、荻上チキが翁長雄志さんにインタビューしました。 ==================================== 荻上:まずは、当選おめでとうございます。今回の勝因、そして、勝ったとき、どんな県民の声を自分は受け止めることができたんだとお感じになりましたか? 翁長:そうですね。まあとにかく、0.6%という日本の面積、戦後、一貫して60年間、74パーセントのね、米軍専用施設をね、ずーと置いてきて、なおかつ海を埋め
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