9月11日、ドイツのレスラー副首相兼経済技術相(左)は、ギリシャの秩序ある破綻をタブー視すべきではないとの見解を示した。右はメルケル首相。9日撮影(2011年 ロイター/Thomas Peter) [ベルリン 11日 ロイター] ドイツのレスラー副首相兼経済技術相は、ギリシャの秩序ある破綻をタブー視すべきではないとの見解を示した。 連立与党の一角を占める自由民主党(FDP)党首でもある同相は、ウェルト紙に対し「ユーロ安定に向け、もはやタブーはない。これには必要とされる方策が可能な場合のギリシャの秩序ある破綻も含む」と述べた。また、多大な財政赤字に陥った祖国には、欧州連合(EU)での投票権はく奪などの制裁を科すべきとの見方を示した。 FDPのリンドナー幹事長は、ベルリナー・モルゲンポスト紙で、ギリシャのユーロ離脱を同党は排除していないと述べた。 このほかシュピーゲル誌は、ドイツ財政省はギリシ