仮想通貨の取引所が破綻した場合に、利用者の通貨を保全する仕組みを信託銀行が始める。年金や不動産と同じように委託者の財産と別勘定で仮想通貨を預かる。まず三菱UFJ信託銀行が2018年4月にビットコイン向けに始める計画だ。仮想通貨はネットでやり取りする電子情報で、商品を買ったり送金に使ったりできると期待される。将来性を期待して仮想通貨を買う人も多く、投資対象として注目される。主な仮想通貨の時価総額
「2017年までに、情報システム部署よりマーケティング部署のIT予算が上回る」。今年は、米国の調査会社ガートナーが2012年に行ったこの衝撃予測のリミットの年だった。 この予測が正しいか否かはさておき、この数年、企業のデジタル投資はグローバルレベルで急拡大し、それと同時にマーケティングへの期待も高まってきた。しかし、その投資対効果がいまだわかりにくいと嘆く経営者も少なくない。 マーケターは、日々多くの手間と時間をレポート業務に割いているはずなのに、なぜマーケティングの貢献は正しく認識されないのだろうか? 答えは、経営者の関心事とマーケターの報告内容のズレにある。しかも、そのズレはかなり大きい。 多くの場合、経営者は報告に対しビジネスへのインサイト(経営者目線での提案や気付き)を求める。しかしマーケターからのレポートは単なる業務報告になりがちで、経営者目線は欠けている。このままではビジネスレ
「The Effects of Quantitative Easing: Taking a Cue from Treasury Auctions」というNBER論文をUCバークレーのYuriy GorodnichenkoとWalker Rayが書いている(ungated版)。 以下はその要旨。 To understand the effects of large-scale asset purchase programs recently implemented by central banks, we study how markets absorb large demand shocks for risk-free debt. Using high-frequency identification, we exploit the structure of the primary mar
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はーい、サンスティーン『スター・ウォーズによると世界は』はお読みいただけましたでしょうか? スター・ウォーズによると世界は 作者: キャス・R.サンスティーン,Cass R. Sunstein,山形浩生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/11/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る そしてこの本を読んだ人なら当然気になるのは、サンスティーンが『最後のジェダイ』をどう見たか、という点でしょう。その評価が数日前にやってまいりました。 www.bloomberg.com うーん、そうくるかい、サンスティーン先生。自分の好きなところが強調されてなかったからってそんなに文句を言わんでも、とは思うし、これまでのシリーズでも民主主義も善と悪の葛藤も、そんなに深みある描かれ方をしてたっけなあ、と思ってしまうのは一般視聴者の浅はかさで、サンスティーンほどのマニアともなれば見
「The Rate of Return on Everything, 1870-2015」というNBER論文が上がっている(ungated版)。著者はÒscar Jordà(SF連銀)、Katharina Knoll(ドイツ連銀)Dmitry Kuvshinov(ボン大)、Moritz Schularick(同)、Alan M. Taylor(UCデービス)。 以下はその要旨。 This paper answers fundamental questions that have preoccupied modern economic thought since the 18th century. What is the aggregate real rate of return in the economy? Is it higher than the growth rate of the
何を言ってるのかと言われそうだが、2017年は実はアメリカの著名な法学者キャス・サンスティーンの日本における当たり年だった。 2017年、彼の著書の邦訳がなんと4冊も刊行されている(しかもそのうち3冊は10、11、12月と3ヶ月連続!)。 選択しないという選択: ビッグデータで変わる「自由」のかたち 作者: キャスサンスティーン,Cass R. Sunstein,伊達尚美出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2017/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る シンプルな政府:“規制"をいかにデザインするか 作者: キャス・サンスティーン,西田亮介,田総恵子出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2017/10/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る スター・ウォーズによると世界は 作者: キャス・R.サンスティーン,Cass R.
概要:- 自己紹介:@ryosuzk - いつ行ったか:2015年の夏(5-8月頃) - どこに行ったか:スタンフォード大学 Human-Computer Interactionグループ - 何をやったか:Human-Computer-Interactionに関する研究(CHI’16) - どうやって行ったか:カンファレンスで突撃(コネ無し) 今回は海外留学アドベントカレンダーということで、PhD留学が始まる直前の2015年の夏にスタンフォード大の某研究室でインターンをしたことについて書こうかな、と思いました。 といっても、インターンの経緯的なことは他の方が書いてくれると思いますし、僕のようなペーペーからアドバイスできるようなことはなにもないので、純粋にその時のインターンシップでどういうことを学んだか、どういう知見が得られたか、というのを伝えられたらと思って書きました。海外のインターンに行
突然ですが、こちらの写真をご覧ください。 酔っぱらって帰る道中で、ふと撮った写真です。 自販機のサンプルが傾いてて面白かったので撮影しました。 酔っぱらってると何にでもウケちゃうの恐ろしいですね。 続いて、同じ自販機の翌日の様子をご覧ください。 お分かりでしょうか。向かって右側のオロナミンCです。 180度回転して、こちらへおしりを向けているんです。 不思議に思い、また翌日に様子を確認しに行くと… 真正面に向き直ってました。何だこれ、こわい。 ちなみに他のサンプルに変わった様子はありませんでした。 どういうわけか、このオロナミンCだけが回転しているのです。 1人元気ハツラツに活動するオロナミンC。 何故回るのか。勝手に回るのか、それとも誰かに回されているのか。 考え得るどのルートを辿っても、「いや、なんでだよ!」にたどり着いてしまいます。 私はこの回るオロナミンCの真相が気になり、観察して
今月12日にスティーブ・キーン(Steve Keen)らが、マルティン・ルターの95ヶ条の論題よろしく経済学改革のための33ヶ条の論題を新古典派が牛耳る(と彼らが考える)経済学界に突き付け、LSEの玄関に「打ち付ける」というパフォーマンスを行った(H/T Mostly Economics経由のFrances Coppola)。 https://twitter.com/Suitpossum/status/940888233348665349:twitterhttps://twitter.com/L__Macfarlane/status/940892798357827589:twitter 以下はその33ヶ条の拙訳。 <経済の目的> 経済の目的は社会に決定をさせることにある。いかなる経済目標も政治とは切り離せない。成功の尺度は政治的選択に相当する。 富と所得の分配は経済の現実にとって根本であり
田崎正巳 (STRパートナーズ 代表) 2017.12.18 対日感情悪化の懸念 日馬富士の騒動が起こってから,1か月が過ぎている。この間,モンゴルに関係する日本人や日本にいるモンゴル人は何度も周囲の人から「モンゴル人について」聞かれたりした。そして,一番懸念した通りの最悪の結果になってしまった。この間の報道の過熱ぶりはひどく,遠くモンゴルにまで飛び火して日本のマスコミが訪れたり,モンゴル国内でも大きな関心事として取り上げられた。当初は「ああ,またモンゴルの男が酔っ払って喧嘩したか。いかにもありそうなことだ。」と比較的冷静にしていたモンゴル人たち(在日,在モンゴルの両方)も,いろんな報道が出てくると見方が大きく変わってきた。 現在のモンゴル国内での大半の見方は「日馬富士は酒飲んで喧嘩しただけで大した話じゃないのに,日本人親方の政治的意向で引退させられた」,「モンゴル人が日本人にいじめられて
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役。1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかに「ダイヤモンド・オンライン」での『老後のお金クライシス!』の連載も好評。 主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい』(いずれもダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』、『知識ゼロの私でも!日本一わかりやすい お金の教
というNBER論文を清滝信宏氏とガートラーらが書いている。原題は「A Macroeconomic Model with Financial Panics」で、著者はMark Gertler(NYU)、Nobuhiro Kiyotaki(プリンストン大)、Andrea Prestipino(FRB)。 以下はその要旨。 This paper incorporates banks and banking panics within a conventional macroeconomic framework to analyze the dynamics of a financial crisis of the kind recently experienced. We are particularly interested in characterizing the sudden and d
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