市原 美穂さん (NPO法人 ホームホスピス宮崎 理事長) 石川 智信さん (宮崎県医師会 常任理事) かあさんの家の入居者、家族、介護スタッフ、視察者 奥貫 薫さん (女優) 宮崎県宮崎市。その住宅街にある、一見ごく普通の民家。今、この家に全国の介護や医療の関係者が続々と視察に訪れています。 その数は年間300人以上に達します。 視察者1:東京で同じような施設を立ち上げたくて。 視察者2:探していたものがここにあるとわかって、すごく良かったと思う。 ここは、がんなどで終末期を迎えたお年寄りたちが暮らす「かあさんの家」です。 どんな病状の人でも受け入れ、穏やかに死を迎えられるようサポートする。「ホームホスピス」と呼ばれ、新しい看取りの場所として注目されています。 ここでどう暮らし、どんな最期を迎えるかは、入居者の希望を最大限生かすことになっています。 入居者:ここはいいよ、みんな和気あいあ
いつもMUSIC JAPANをご覧いただきありがとうございます。 今週日曜深夜24:10からのMUSIC JAPAN情報です。 フロム新潟!地方密着型アイドル Negiccoが再びMJのステージに帰ってきてくれました! 前回は11年ぶりのNHKホールで、 感動のステージを届けてくれたNegiccoのみなさん。 今回は鬼才・レキシがプロデュースした新曲を披露。 MJだけのスペシャルバージョンでお届けします! 9月には日本武道館で行われる 「Perfume Fes2015 ~三人祭~」で、 番組MCのPerfumeとも共演するNegicco。 2組とも、「地方に密着した活動を経験してきたグループ!」ということで 地方ならではの「あるある」ネタについて、たっぷりトークしています。お楽しみにー! NHKホール楽屋ロビーでのNegiccoのみなさん (AKB48のみなさん、かしゆか&のっちとパシャリ
中央大学教授 宮本太郎 4月から生活困窮者自立支援法が施行されました。この法律によって、福祉事務所のあるすべての自治体が、生活困窮者に対する自立支援に取り組んでいくことになります。生活困窮者とはいかなる人々のことで、その自立支援とはどのようなことか。こうした制度がなぜ求められるのか。まず整理していきたいと思います。 急に家族の介護が必要になり、所得が減り、自分自身もストレスで参ってしまう。このように複数の要因が連鎖すると、だれでも生活困窮につながる可能性があります。ところがこれまでは、生活が著しく困窮したときに頼ることができる制度は、生活保護しかありませんでした。 生活保護は最後のセーフティネットつまり安全網です。最低生活保障のためのたいへん大事な制度ですが、そこには困窮から脱却していくことを支援する仕組みはありません。生活困窮者自立支援法は、この最後のセーフティネットのいわば手前に、
阿部 「新しい学びの方法について、初登場の赤松アナウンサーです。」 赤松 「4月の新生活スタートとともに、新しいことを何か学びたいという方も多いのではないでしょうか? 和久田さん、ちなみに何か?」 和久田 「そうですね、きれいな字が書きたいのでペン習字をやりたいんですけど、練習帳買ったまま、まだ開いてないので…。」 赤松 「なかなかっていう方、多いと思うんですが、今こうしたスマートフォンやタブレット端末を使っていつでもどこでも学べる『オンライン講座』がさまざまなジャンルに広がって、利用者を増やしています。 いわば“独学”のあり方を変えようという、その最前線、取材しました。」 企業の研修で講師をしている原良恵(はら・よしえ)さんです。 どうしたら受講生の心を捉える授業ができるようになるのか悩んできました。 原良恵さん 「みんなにうまく伝わってないなということがあって、もう少し工夫のしようがあ
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敬語講師 山岸弘子 山岸弘子と申します。「国語に関する世論調査」の結果が9月24日、公表されました。たくさんの質問項目があり、敬語についても取り上げられています。本日のテーマの「させていただきます」も取り上げられています。質問では、「あしたは休まさせていただきます」をあげ、「気になるかどうか」を尋ねています。その結果については、後ほど触れることにいたします。 「させていただます」のどこが批判されているのでしょうか。「させていただく」とは、どういう意味なのでしょうか。 明鏡国語辞典には、「自分の行為が相手の許容の範囲にあるという、へりくだった遠慮がちな気持ちを表す。しばしば相手に配慮しながら、自分の一方的な行動や意向を伝えるのに使われる」とあります。 「一方的な行動や意向を伝える」というところに問題がありそうです。 それでは、「させていただきます症候群」とも呼ばれ、聞き手に違和感を与
東京大学社会科学研究所教授 大沢真理 日本社会の貧困問題、とくに子どもの貧困が話題になり、その貧困が世代を超えて連鎖しないようにすることが、政府の課題とされました。 きっかけの一つは、厚生労働省が7月に最新の調査結果を公表し、貧困率が過去最悪だったことです。もう一つは、8月29日に子どもの貧困対策に関する政府の大綱が閣議決定されたこと。その大綱に貧困の連鎖を防ぐことが謳われています。 2012年には人口全体の16.1%の人々の所得が、この122万円という貧困基準を下回っていました。1986年にこの調査が始まってから、最悪の数字です。18歳未満の子どもで、貧困基準以下の世帯に暮らす割合は16.3%。これも過去最悪でした。16%というのは、約6人に1人、40人のクラスなら6.5人です。 ただし、日本で子どもの貧困が話題になったのは、今回が初めてではありません。経済協力開発機構OECDのよ
宮城大学准教授 石川伸一 一九九〇年代から今日まで、「分子ガストロノミー」または「分子料理法」といったそれまでになかった手法による斬新な料理が注目されるようになりました。 “分子”という言葉には、物理学、化学、生物学、工学などといった“科学的な視点”が込められており、科学的な手法によって、従来にはなかった新しい料理を創造しようとする取り組みです。また、二十世紀の終わり頃から、一部の物理化学者たちが、料理のおいしさを分子レベルで研究する動きが活発化しはじめました。 おいしい料理の解明や新しい料理の開発には、科学のメスが入っています。そのような「おいしさと科学」の一端をお話致します。 二十世紀後半から二十一世紀に入って、世界の料理界は、美食大国とはあまり思われていなかった国のある一人のシェフに振り回されることになりました。その名はフェラン・アドリア氏といい、スペインのカタルーニャ地方にあるレ
中央大学教授 松田美佐 インターネットは「うわさの巣窟である」と言われることがあります。ネット上では誰もが匿名で不特定多数に向けて情報を発信できます。このため、事実かどうか不確かな情報や、意図的なウソが少なくないからです。また、知り合いから知り合いへと伝わる口伝えのうわさより、多くの人びとへ爆発的にうわさが広まることも注目されています。 果たして、ネット上でのうわさにはどのような特徴が見られるのでしょうか。そして、私たちはどのような点に気をつければよいのでしょうか。 多くの人は「うわさ」と聞くと、ウソや怪しげな情報を想像することでしょう。しかし、人から人へと伝わっているときには、漠然と「事実である」と信じられているものが大半です。このことは、ウソだとわかっている話を、あえて友人や知人に話すかどうか考えてみると理解していただけるかと思います。 また、「うわさに惑わされる」と言われますが
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