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ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (10)

  • 中村裁判 - Tech-On!

    日亜化学工業社長の小川英治氏 訴訟騒動の真実を今こそ明らかにする これまで誰に何を言われても黙ってきました。日亜化学工業は,ものづくりの会社。クライアントにより良い製品を届けることが仕事であり,それを一途に貫いていくことこそ,当社にとって重要なことだと信じていたからです。 そのため,中村修二氏とその弁護士の方(訴訟代理人弁護士の升永英俊氏)が,各メディアやなどで一方的に自分たちに都合の良い発言をしても,それに対して会社として何か言い返すというようなことはしませんでした。そうした言い合いなど,ものづくりの会社にとっては何の意味もありません。それより,少しでも良い製品を作ってクライアントにきちんと届けることを貫けば,きっと私たちのことを認めてもらえる。それで十分だと思ってきたのです。 日亜化学工業は徳島という地方にある企業で,広報体制も整っていませんでしたし,マスコミへの接し方がよく分から

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2014/10/20
    「ここが一番の問題だったのです。地方の会社で中村氏を自由にさせておいたから。中村氏が筆頭者として発表したあれだけの量の論文は,とても中村氏が自分で行った実験だけでは作成できません。」
  • ソニーで「MEGASTAR」を事業化しようとした話:日経エレクトロニクスDigital

    この記事は日経エレクトロニクス Digital会員限定ですが、 2014年08月31日までは特別に誰でも閲覧できるようにしています。 大平貴之氏は、100万を優に超える数の星を投影できるプラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」を独力で作り上げた。実は当時、同氏はソニーの社員であり、その後ソニー社内でその技術に基づくプラネタリウムを事業化する話が持ち上がったが製品化までは至らなかった。ソニーの計画はどうして成就しなかったのか。ことの顛末を振り返る大平氏の言葉は、今後増えるであろう「メイカーズ」と企業のあるべき協働関係に、深い洞察を与える。Facebookで同氏が公開した文章を再録した。(誌) 僕がソニーを退職して独立したのは2003年。もう11年が過ぎました。怒涛のように駆け抜けた10年余りでした。最近ソニーの話題が良く出ます。報道等で業績不振が指摘され、僕のことも時々、引き合い

    ソニーで「MEGASTAR」を事業化しようとした話:日経エレクトロニクスDigital
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2014/07/06
    「プラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」を独力で作り上げた。実は当時、同氏はソニーの社員であり、その後ソニー社内でその技術に基づくプラネタリウムを事業化する話が持ち上がったが製品化までは至らなかった」
  • 「ニューロ神話」って知っていますか? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先日,脳計測技術に関する取材(詳細は5月3日号,特集に掲載)の中で,「Neuromyths(ニューロ神話,神経神話)」なるものを聞きました。 「人間には,左脳型の人と右脳型の人がいる」「脳の機能は3歳までの幼少期が最も柔らかい」「この期間が,その後の脳の発達に決定的な影響を与える」などなど――。 Neuromythsというのは,脳の働きや機能に関して世界的に流布しているこれらの俗説や偏見をOECD(経済協力開発機構)が2007年にまとめたもので,neuro(神経)とmyth(神話)の造語です。さも定説かのように受け止められている脳の話の多くが実は根拠のない思い込みであり,惑わされることのないように,との内容です(OECDの報告書のサイト,Google Booksでの公開ページ)。 取り上げられているNeuromythsとしては,上記のほかにも, ・「刺激の多い環境こそが,脳の学習機能を高め

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2010/04/27
    「脳の働きについて,一般社会に不正確あるいは拡大解釈的な情報が広がり,科学的には認められない俗説を生じたり,或いは脳科学の信頼性に対する疑念を生じたりする危険性が増大している。」
  • 東芝から東京大学に転じた半導体技術者の活躍ぶり - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2010/01/12
    「2007年に,それまで約14年間勤めた東芝から,東京大学に転じました。その後,これまでの間に,メーカー時代とは若干視点が異なる,ユニークな研究成果を次々と上げています。」
  • 半導体技術者の生きる道 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「自分を助けたのは学位と人の縁だった」「セリート(半導体先端テクノロジーズ)で人脈が10倍に,同志社大学でさらに10倍になった」──湯之上隆氏は,自分の流転の人生を振り返ってそう語りました。 湯之上氏にお会いしたのは,技術者の転職や再就職に関する記事企画の取材でした。同氏は,大反響を呼んだ日経マイクロデバイスの寄稿論文『技術力から見た日半導体産業の国際競争力:日技術の的を外している』(2005年10月号)などにより,半導体技術者と社会科学者の両視点で質を鋭く語る論客として知られています。しかし,その人生は決して平坦ではありませんでした。 1987年に日立製作所に入社して2002年10月に退社するまでの16年半,半導体の微細加工技術の開発に従事しました。その間,中央研究所,半導体事業部,デバイス開発センター,エルピーダメモリ(出向),セリート(出向)と移り変わり,最終的には早期退職

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/10/16
    「京都大学から工学博士の学位を取得していたことでした。これで転職の門戸を企業以外,すなわち大学にまで広げることができました」
  • 分業が製造現場から夢を奪った - 日経ものづくり - Tech-On!

    先日,とある会合で,久しぶりに「大好きな人」にお会いすることができました。カップケーキや冷凍ケーキをコンビニエンスストアなどに提供しているケーキメーカー,フレシュールで,製造1部次長心得を務める平野八重子さんです。彼女と出会ったのは今から約2年半前。同社工場のカイゼン活動を取材した時でした。 当時は経営誌の編集部に所属していたのですが,実は品工場にもよく取材に行っていました。「ケーキを造るのだから,精密機械などと違って工程数が少なく,生産ラインも単純なのだろう」。そんなふうに思う方がいらっしゃるかもしれませんが,実際にはそうではありません。 同社工場のケーキ生産ラインは,多くの工程から成り立っていました。スポンジケーキを大型機械で焼く工程,フルーツをカットする工程,生クリームを機械でかき混ぜてホイップ状にする工程,そうしてできた部品を組み立てる工程…。中でも「組立工程」においては,作業が

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/09/24
    「分業をしていたころは,私たちは自分たちの仕事に夢を持てませんでした」「一人屋台で生産するようになってからは『一生懸命にケーキ造りに励めば,いつかパティシエになれるかも?』と,夢を持ちながら仕事を」
  • 「優秀な学生ばかりは要らないんだよ」---理系離れに思うこと - 日経ものづくり - Tech-On!

    「理系離れ」が言われて久しい。実は,医学部や薬学部などは根強い人気があるため,当は「理工離れ」という表現の方が核心を突いているのではないかとも思うのだが,一般には理系離れという文言として広まっている。 この問題に対し,多くのメディアや企業,学校関係者などが「優秀な学生が製造業に就かなくなる」などと慌てている。優秀な人材が製造業に進まず,長期的に見て日メーカーの弱体化の要因になるのではないかと恐れているようだ。 一般論として,日の経済の「コア」であるものづくりを支える人材の層が薄くなるのであれば,由々しき問題だ。だが,幾分,紋切り型の論調で,多少冷静さを欠いているのではないかとも思う。教育に関する問題は扱いが難しく,メディアで取り上げるとどうしても偏ったり,危機を煽りすぎる内容になったりするような気がする。分かりやすく表現すると,「今や東京大学では成績トップ層の学生が外資系の金融業界ば

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/07/09
    「偏差値と優れたものづくりとの相関性の検証が全くといってよいほど見られない」「一流大学卒かどうかというよりも,ものづくりが好きで,熱意を持って粘り強く取り組める人材であるかどうかの方を,より重視」
  • 大学教授の悩み - 日経ものづくり - Tech-On!

    先日,とある学会の委員会に出席させていただき,その後の懇親会で複数の大学の先生方のお話をじっくりと聴かせていただく機会がありました。研究費が足りないことや,思ったような学生が入ってきてくれないこと,大学の独立法人化によって雑事が増えたことなど,先生方の悩みはいろいろでしたが,中でもその場にいらっしゃった全員が,最も困っていたのが大学生の実質的な活動期間の短さでした。 実質的な活動,つまり講義を受けたり,研究室で実験したり,論文を書いたりといった活動をしているのは,なんと「学部は2年半,大学院は半年」だそうです。原因はもちろん,就職活動です。 今は決して「就職氷河期」なんかではありません。なぜそうした売り手市場においても,就職活動にそんなに時間がかかるのでしょうか。先生方に聞いてみますと,どうやらこんな具合のようです。まず,学部生が3年に上がると,ほぼすぐに,学部内の誰かが活動し始めます。そ

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/06/08
    「講義を受けたり,研究室で実験したり,論文を書いたりといった活動をしているのは,なんと「学部は2年半,大学院は半年」」「「いいところがあるかもしれない」と,いつまでたっても就職活動を続けてやめない」
  • 高収益企業なのに「給料が上がらない」の声 - 日経ものづくり - Tech-On!

    「A社の一体どこが明るいの? みんな元気がなくて暗いじゃない。あんなに頑張っているのに,社員の給料は全然上がらないって聞くよ」。ある工作機械メーカーの幹部が取材時にこう語った。A社はこの工作機械メーカーの顧客であり,工作機械が両者の擦り合わせを要する製品であることから,この工作機械メーカーはA社のことをよく知っている。おまけに,技術者同士の交流もあって,A社の技術者の「懐具合」もある程度把握しているようだ。 私はこの幹部の言葉に驚いた。A社は技術者に限らず,一般の人にもよく知られたブランド企業であり,日を代表する高収益企業でもあるからだ。ここしばらく,何度最高益を更新したか分からない。それなのに,その社内には元気がなく,社員の給料が上がっていないというのである。経済誌などで絶賛されるその会社や,その会社を率いるトップの姿の裏に,元気をなくした社員の姿があるとはにわかには信じがたい。思わず

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/06/20
    「A社の社員は,自社の絶好調な業績からみて,給料がもっと上昇してもよいはずなのに,必ずしもそうはなっていないことに,大きなフラストレーションを抱えているのではないか」
  • 取引先が語るトヨタの評判(後編) - 日経ものづくり - Tech-On!

    のある工作機械メーカーD社で新製品のMC(マシニングセンタ)の取材をしていたときのこと。「切削時間を従来よりも30%短縮できます」という同社幹部の説明を,私は相づちを打ちながら聞いていた。多くの機械が成熟期を迎え,技術的な成長は飽和領域に達しつつある。そうした中,切削時間を従来の機種よりも3割も短くしたというのだ。そのメーカーの技術者はさぞ頑張ったことだろうと思い,私は「大したものですね」とその幹部に言った。 ところが,その幹部からは意外な言葉が返ってきた。「何を言っているんですか。そんなに大したことじゃありませんよ。トヨタ自動車に納入する部品メーカーだったら,1年しかもたないじゃないですか」。 通常の展開なら,すぐにその「大したもの」を実現したメカニズムの詳しい取材に入っていく。多くの場合,メーカーの方は頑張って開発したその優位性のある技術について丁寧に説明して下さる。誌「日経もの

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2006/03/30
    「機能が変わらないのなら1年で3割価格を下げよ」「トヨタ自動車の要求水準の高さは頭一つ抜けている」「トヨタ自動車に購入されれば,世界のどこに持って行っても通用する」
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