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ブックマーク / book.asahi.com (16)

  • 「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと|好書好日

    宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」ポスター=スタジオジブリのTwitterより 「私自身、訳が分からない」 「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」。 2023年2月下旬、東京都内のスタジオで上映された、「君たちはどう生きるか」の初号試写。米津玄師の歌うピアノバラードが流れ、エンドロールが終わった瞬間、灯りが点き、宮崎駿監督のコメントが読み上げられた。 客席から軽い笑い声が漏れた。私もその一人だった。あまりの展開の速さと、盛り込むだけ盛り込まれた情報を消化しきれず、茫然と座り込んでいたが、その言葉で我に返った。 これは「宮崎アニメ」の集大成なのか、吉野源三郎の著書『君たちはどう生きるか』の再解釈なのか。とにかく、1回見ただけではとても全容を把握できなかった。 「自分のことをやるしかない」 今回の作品は、公開前のプロモーションも、メディア関

    「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと|好書好日
  • コミック・ブレーク (広告特集) : 〈私のコミック履歴書〉女優 松岡茉優さん - 朝日新聞社広告局 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■命が生まれる場所で ――マンガは読むほうですか。 松岡 大好きです。マンガは人生の勉強というか、いろいろな追体験をさせてもらえますよね。マンガ原作のドラマや映画に出させて頂くときは必ず原作を読むようにしています。役作りをする上でも、生活する上でも、わたしにとって欠かせないものです。 ――最初に好きになった作品は何でしたか。 松岡 初めてちゃんと読んだマンガは『ワンピース』でした。小学校の4~5年生だったと思います。しばらくはアクション系の少年マンガばっかり読んでいたんですけど、15歳くらいのとき出会った『3月のライオン』が違う世界を教えてくれたんです。「こんなに可愛い絵なのに、わたし、なんで歯をくいしばって読んでるんだろう?」と……。あれは初めての経験でした。 ――それからはいろいろなジャンルを? 松岡 はい。『いぬやしき』みたいに少しグロテスクな描写があるもの、『ぼくは麻理のなか』みた

    コミック・ブレーク (広告特集) : 〈私のコミック履歴書〉女優 松岡茉優さん - 朝日新聞社広告局 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2013120500005.html

    http://book.asahi.com/ebook/master/2013120500005.html
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2014/04/22
    「グローバルで普遍的な空間(大洋)を移動する。しかし、その自由な移動のためには、地元を超える地元に根を張る夏が必要だ。こうした両極の短絡的な結びつきは、どのようにして可能になるのか」
  • 本の記事 : 第13回大佛次郎論壇賞に『ブラック企業―日本を食いつぶす妖怪』 今野晴貴氏 - 編集委員・村山正司 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2014/01/04
    「問題は入社した後です。労働時間の記録をつけておく。何かあれば専門家に相談する。本当は、労働法教育として高校・大学でやってほしい。ぜんぶ自己責任だと思わないように。消費者教育と同じレベルです」
  • コラム別に読む : あまちゃん」が大好きだ! あまちゃんファンブック - 鈴木繁(本社編集委員) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■細部に宿る宇宙を語るべし 「あまちゃん」ほど語られたNHK連続テレビ小説があっただろうか。オヤジたちまでが口角泡を飛ばす勢いだった。 当然といえば当然か。「あまちゃん」は語れば語るほどに面白い。先日、仲間内で最高の演技や場面を選ぶ「あまデミー賞選考委員会」(という名の飲み会)があり、かんかんがくがくを肴(さかな)に飲んだのだが、信じられないくらい盛り上がりました。 ファンには底抜けに楽しい「あまちゃん語り」をかき集めて一冊にしたのがこのだ。音楽家、マンガ家、評論家ら各界えりすぐりの「あま好き」が熱を込め、思い思いに細かいところをほじくってる。 おかげでいろいろ思い出した。伊勢志摩演じる花巻さんがロックスター風のひげと胸毛を付けた第64回は、登場のシーンがあまりにも強烈でセリフが脳裏から飛んでしまっていたが、最初の場面では「わかるやつだけわかればいい」とクールに決め、アキ(能年玲奈)たち

    コラム別に読む : あまちゃん」が大好きだ! あまちゃんファンブック - 鈴木繁(本社編集委員) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/10/31
    「宮藤官九郎の脚本は小ネタにこそ裏や奥が折り重なる。細部に宇宙が宿っているのだ。」
  • BOOK TIMES (広告特集) : あまちゃんファンブック おら、「あまちゃん」が大好きだ! - 朝日新聞社広告局 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/09/27
    「どのページをめくってもファンたちの楽しい雰囲気が伝わってくる。ドラマを復習したい人、感想を語りあいたい人にとってはたまらない一冊だろう。」
  • 「それでも彼女は生きていく―3・11をきっかけにAV女優となった7人の女の子」書評 〈家族〉と〈企業〉が壊れた世界で|好書好日

    それでも彼女は生きていく 3・11をきっかけにAV女優となった7人の女の子 著者:山川 徹 出版社:双葉社 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション それでも彼女は生きていく― 3・11をきっかけにAV女優となった7人の女の子 [著]山川徹 東日大震災から4カ月ほどのある日、ルポライターの著者が現地でこんな噂(うわさ)を聞く。「被災した女性たちが上京して風俗やAV(アダルトビデオ)で働き始めている」。ここで著者は戦前の東北の〈娘身売り〉を想起した。戦前に東北では貧困ゆえに娘を売った、という話を。 「震災がなければAVの仕事をしなかった」という7人の女の子も聞き手も、ゆるいと言えるほど今風だが、視点に射程の長さがある。そして、つい遠い昔のことと思いがちな〈娘身売り〉の時代は、昭和でありほんの80年前なのだと気づくとき、ある深い理解がやって来る。日という国は、大戦の痛手から「ちゃんと復興

    「それでも彼女は生きていく―3・11をきっかけにAV女優となった7人の女の子」書評 〈家族〉と〈企業〉が壊れた世界で|好書好日
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/05/20
    「「震災の体験を風化させてはいけません」とお題目を唱えながら、すでに「なかったこと」として生きる都市の人間と、何も変わらない被災地の現実とのギャップも、身ひとつのリアルな移動者は教えている」
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2012102400001.html

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/03/30
    「安田に元会員が語る。「朝鮮人を叩き出せという叫びは、僕には『オレという存在を認めろ!』という叫びに聞こえるんですね」と。」
  • asahi.com(朝日新聞社):新連載小説「聖なる怠け者の冒険」 作者・森見さんに聞く - ひと・流行・話題 - BOOK

    新連載小説「聖なる怠け者の冒険」 作者・森見さんに聞く2009年6月4日え・フジモトマサル森見登美彦さん■現代のおとぎ話の雰囲気に 森見登美彦さん(30)の連載小説「聖なる怠け者の冒険」が9日から始まる。正義の味方を名乗るタヌキのお面をつけた怪人と、なぜか怪人に“宿敵”と目をつけられた若い研究所員のどたばた騒ぎを描く。森見さんの初めての新聞連載小説は、謎の私立探偵も登場する大冒険活劇になりそうだ。(加藤修) ■京都の街が舞台 森見作品の特徴は、作品世界が相互に連関していることと、京都の街を舞台にしていること。今回の作品でも柳小路の八兵衛明神などが登場する。 「自分が歩き回っていた範囲が狭いので、どうしても先斗町や六角堂など京都の一部の地域ばかり描いています。今回はこれまで書いてない場所にしようと八兵衛明神を扱うことにしましたが、六兵衛、七兵衛もあると言われるなど、由来もよく分からないままで

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/06/05
    「森見作品の特徴は、作品世界が相互に連関していることと、京都の街を舞台にしていること。」
  • asahi.com(朝日新聞社):就活のバカヤロー [著]石渡嶺司・大沢仁 - 売れてる本 - BOOK

    就活のバカヤロー [著]石渡嶺司・大沢仁[掲載]2008年12月21日[評者]小柳学(編集者) 大学ジャーナリストと人事ジャーナリストが昨今の就活(就職活動)の実態を伝えている。 毎年、「テニスサークルの代表」の学生が面接で大量出現。メディアで「採用を決めたひと言」が紹介されると、翌年から同じせりふをいう学生が次々と現れるという。流行の自己PRは、「納豆のようにねばり強い人間です」。一発芸や手品もありで、面接官に質問が許されると「他に、オススメの企業を教えてください」。 企業は、そんな学生にふざけるなとは言えない。面接を自社PRの場と考えているので学生には好感をもってほしい。不快感をもたれると、ネットでたたかれホームページが「炎上」状態となる。大学はといえば、「就活合宿」で気合を高めるところも。少子化で学生は「お客様扱い」なのだ。就活は、学生、企業、大学、だれもが主体性をもっていない「茶番

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/01/04
    「就活は、学生、企業、大学、だれもが主体性をもっていない「茶番」になりはてている」「打ち合わせで、だれからともなくタイトルにある「バカヤロー」が出て、そのまま正式採用された」
  • asahi.com:聖☆おにいさん [作]中村光 - コミックガイド - BOOK

    聖☆おにいさん [作]中村光 [掲載]2008年02月03日 [評者]山脇麻生 世界中で大騒ぎになったにもかかわらず、サラーッと過ぎていった2000年。そこで、世紀末を無事に越えたイエスとブッダは、東京・立川に安アパートを借り、下界で休暇を過ごすことにした。 ある場所では頂点に君臨する2人だが、ここではチラシで最安値商品をチェック、雨の日は洗濯物を部屋干しするなど、見事なまでの庶民っぷり。ギャップから生まれる笑いに加え、徳の高いことを言うと後光が差したり、我慢をする度に聖痕(せいこん)が開いたりと、誰もが知っている元ネタをベースに展開される笑いもあり、そのバランス配分が実にいい。ありえない設定だが、日常と非日常がうまく溶け合っているので、シュールな笑いが苦手な人でも、スッと、この不思議な世界に入っていくことができるだろう。 筆者は『荒川アンダーザブリッジ』などの著書がある中村光。そこに描か

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/10/21
    「ありえない設定だが、日常と非日常がうまく溶け合っているので、シュールな笑いが苦手な人でも、スッと、この不思議な世界に入っていくことができるだろう」
  • asahi.com:となりの801ちゃん [著]小島アジコ - コミックガイド - BOOK

    となりの801ちゃん [著]小島アジコ [掲載]2007年01月14日 [評者]南信長 「腐女子(ふじょし)」(意味のわからない人は書で勉強を!)と付き合うオタク会社員が彼女の生態、オタクカップルならではの会話やデートを描いた4コマギャグだ。腐女子の生態を描いたものでは中島沙帆子『電脳やおい少女』という佳作もあるが、主人公の女子大生が一般人の彼氏に腐女子であることをひた隠しにしていた同作と違い、書の場合は彼氏もオタク。その彼から見ても不可解でディープな腐女子ワールドを、諦念(ていねん)と自虐、そして何より愛情たっぷりに綴(つづ)っている。 斬新なのは〈普段は普通の女の子ですが萌(も)え対象を見つけた時は背中のチャックが割れて中身(?)が飛び出します〉との設定で腐女子の“偽装”ぶりを視覚化し、しかもその中身を〈801(やおい)ちゃん〉という奇怪な異生物キャラで描いたこと。「モエス!! テ

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/02/14
    「斬新なのは〈普段は普通の女の子ですが萌(も)え対象を見つけた時は背中のチャックが割れて中身(?)が飛び出します〉との設定で腐女子の“偽装”ぶりを視覚化」
  • asahi.com: ウェブ進化論 [著]梅田望夫 - 売れてる本 - BOOK

    米シリコンバレーでコンサルティング会社を起業し成功した著者が、ネットの現在とそれが今後の社会にもたらす変化について論じただ。書が読者をつかんだ理由を、発行元の筑摩書房の担当者は、「ネットを閉じた世界としてではなく、私たちの生活やビジネス、社会全体を変えるものとして伝えたところが評価された」と見る。 ひとつの鍵は情報技術分野での「チープ革命」。コスト下落が進むことによって「世界全体でいえば一〇億人規模の人々」が自己表現のための道具を手に入れ「今とは比較にならないほど厖大(ぼうだい)な量のコンテンツの新規参入」が起こる。 そうした大量の情報をさばき受け手に届ける技術も進歩している。具体的には、検索サービスなどを提供する米グーグル社の成功だ。同社の理念は「増殖する地球上の厖大な情報をすべて整理し尽くす」ことだという。著者はそれを「知の世界の秩序」の再編成だと言う。 その他、ソフト開発の手法や

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2006/04/06
    「「通常の新書と比べると30歳前後の若い読者がかなり多い」という。「自分の背中を押してもらった」「励まされた」といった感想が目立つ。一方で40代は自分や勤め先の会社が「このままではいけないのでは」と」
  • asahi.com: 「みんなの意見」は案外正しい [著]ジェームズ・スロウィッキー - 書評 - BOOK

    書の原題を直訳すると、「群衆の知恵」である。すなわち、書は「群衆の狂気」あるいは「衆愚」という伝統的な通念に、異議を唱えるものである。 著者があげている例では、見市に出された雄牛の重量を当てるコンテストで、雄牛についてよく知らない八〇〇人の人たちが投票した値の平均値が、専門家の推測よりも正解に近かったという。 この理由は説明されていない。ただ、個々の専門家よりも群衆のほうが知力・判断力において優越する場合があるということは、衝撃的な発見である。 しかし、集団が賢明な判断をくだすためには、いくつかの条件がいる。それは、集団の成員が、多様性、独立性、分散性をもつことである。さらに、多様な意見を集約するリーダーシップが不可欠である。そして、実は、これらの要件を満たすことは容易ではない。 たとえば、集団の中で討議すると、個々人は賢くなるだろうが、討議を重ねるほどに、皆が同じ意見をもつようにな

  • asahi.com: 「ニート」って言うな! [著]本田由紀、内藤朝雄、後藤和智 - 書評 - BOOK

    若者を憎悪している。世の風潮を眺めていると、どうもそうとしか思えない、まったく理不尽な議論が罷(まか)り通っている。 例えば、統計的な確証もなしに、少年犯罪の増加や凶悪化が社会問題化される。 また、ゲームやインターネット、携帯電話など、若者が接触しがちなサブカルチャーやメディアが槍玉(やりだま)に挙げられる。 最近は「ゲーム脳」だの「脳内汚染」だのと、まことしやかな、おどろおどろしいコピーによって社会への浸透圧が高まっているから、実に質(たち)が悪い。 ニートという言葉も、瞬く間に人口に膾炙(かいしゃ)したが、単なるキャッチ・コピーかもしれない。書はそんな健全な懐疑へと読者を導き、さらに進んで、正しい社会認識とは何かを熟考させる。 ニートとは、一般に働かず、学ばず、職を求めてもいない若者を指す。しかし、各方面に影響を及ぼしているわりに、定義が明確ではない。一説によれば約八五万人にも達する

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2006/03/09
    宮崎哲弥さんの書評。「若者を憎悪している。世の風潮を眺めていると、どうもそうとしか思えない、まったく理不尽な議論が罷(まか)り通っている。」
  • asahi.com: 東京・ブックファースト渋谷店(総合 2月13〜19日) - BOOK

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2006/03/01
    祝・「ウェブ進化論」1位ゲット。
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