梅田望夫さんの新刊「ウェブ時代をゆく」を読んだ。一気に。 刺激的で素敵な本だ。 (上の4コマみたいな単純な話ではありません。でもストレートな内容。) 20代を中心とする若い人たちへ「Webの世界を空気のように吸ってこれまでなかった広い別世界の中で活き活きと人生を送れるよ!」というワクワクするメッセージ。 でも梅田さんと同年代(と言っていいよね)の私たち以上の年代にとっては「明治維新やソ連崩壊を受け入れられなければ滅びゆくしかないかも」という恐怖心というか絶望感も投げかけてくる。それに対して「おじさんだって、この新しい世界でなんかやっちゃるぞー!チャンスはなんかある!」ってアドレナリンが噴出してくる。そんな揺れ動く気分にさせてくれる。 梅田さんも書いているけど「若いときにWebがあれば」って本当に思う。たった350部の漫画の同人誌を作って、同人誌販売会で必死になって売って、借金を返した日々。