最近の大学生をみていると、自分たちの時代と比べ、非常に多くの「成長につながる経験」をしていると感じます。企業や地域と連携した授業や、留学、インターン、ゼミなど本当に経験の種類はさまざまです。 しかし、それだけ色々な体験をしている一方で、本人たちが「成長の実感」を得ているかというと、思ったよりもそうでもないような気がしています。 話を聞いていると、すごく貴重な体験もしているし、おそらく「成長」はしていると思うのです。でも、「実感」がないんですね。なので、いろんな経験をしているわりに、自分に自信がなかったり、これでいいのかと思っていたりする学生が多いなという印象です。 考えてみると、「実際に成長しているかどうか」と「自分が成長していると感じられるか」は同じタイミングとは限りません。実力があがっていたとしても、それを試してみて「ああ、やっぱり実力がついているかも」と思える瞬間が訪れないとそれがわ