本日紹介するのは、元祖レポートの書き方本といってもよい、木下是雄先生の「レポートの組み立て方」です。木下先生の本と言えば「理科系の作文技術」が有名ですよね。 今回紹介する本の方が文系よりに書かれていると思われます。 だいぶ前から持っていましたが、あらためて読み直してみると、とても発見の多い本です。 目次を見ただけでも、かなり気づきが多い本といえるんじゃないでしょうか。 本から引用してみましたが、長いので文末に載せることにします。 目次の中でも個人的にぐっときた2つのポイントについてここでは紹介します。 1.レポートを書く上で重要な心得 木下先生はレポートを書く上での心得として大きく2つを紹介しています。 (a)レポートには、調査・研究の結果わかった事実を客観的に、筋道を立ててまとめて書く。この部分がレポートの主体で、これだけで終わっていい場合もある。 (b)レポート中に書き手の意見が要求さ