そもそもの始まり:デザイン思考浸透難航2020年、イノベーションを起こすためのマインドセットの変革として、富士通の中でデザイン思考浸透が始まりました。私はその企画を務めています。しかしこれ、既存の価値観を変えていくわけで、当初は全くうまくいっている感がありませんでした(泣)。デザイン思考が広まらない最大の理由は「心理的安全性」が足りないことでした。心理的安全性がなさすぎて自由に発言できない。学んだことを生かそうとしても周囲が潰してくる… 富士通の中でデザイン思考を広めていくためには、その下地として会社文化自体をもみほぐしていく必要がある。打開策として、現場社員の近くで、地位や組織に関係なくフラットに話ができる場を作り広められないか、そう私は考えていました。 とりあえず、社内横断オンライン飲み会をやってみた「心理的安全Barフジツボ」の始まりは、Yammer「やわらかデザイン脳」(社内SNS