まとめ リチウムイオン電池は、製造過程における児童労働の問題や、希少金属を使っていることから代替電池開発に期待。 カニなど甲殻類の殻を原料とするユニークなバッテリーが開発。 リチウムイオン電池に代わるバッテリーとなる為の課題も。 スマホやパソコン。そして、EV(電気自動車)にまで搭載されているリチウムイオン電池。今やあらゆる機器の電源として、私たちの生活になくてはならない存在となっている。 しかし、実はその製造過程において、児童労働や環境への影響など、さまざまな問題が指摘されている。また、材料に希少金属を使用していることから、そのコストが市況に大きく左右されるという問題も浮上している。 電池メーカーは、希少金属を使うリチウムイオン電池に代わりうる電池の開発に注力しており、最近では生物を材料とする研究が進んでいるという。それが、カニの殻を原料とする亜鉛電池だ。 リチウムイオン電池が抱える問題