ええと、1週前か2週前か、とにかく最近の週刊文春、連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」。ゲストが古川良太、「相棒」などを書いてる脚本家。 その中の、こういうくだり。 阿川 一時期、日本を席巻した韓流ドラマはいかがですか? 古川 韓流もいろいろあるんですけど、音楽のKポップと同じで、国内市場が小さいから、初めから世界に売ることを目指して作っている。日本みたいに国内の視聴率を取り合う閉鎖された環境で作ってるのとは志が違う面はあります。 最近中国がドラマつくりに力を入れ始めてるんですが、国内で作る能力がまだ低いから、日本や韓国からドラマを買ってくれる。そのときの値段が、日韓で百倍違うと言われました。 阿川 韓流ドラマは日本のドラマの百倍の値段がつくんですか? 古沢 もちろん、韓流ドラマは大長編が多いので一作の長さが違うんですけど。そういう現実を僕らは直視したほうがいいんじゃないかと思います。