大阪大学は2017年12月13日、学内の情報システムが不正アクセスを受け最大8万1107件の個人情報が漏洩した可能性があると発表した。教員のIDとパスワードが不正利用され、システム内部に仕掛けられた不正プログラムで管理者のIDが盗まれたとする。 漏洩した可能性のある個人情報は、「教育用計算機システム」にID登録されている在籍中の教職員1万2451件、在籍中の学生2万4196件、元教職員9435件、元学生2万3467件の個人情報。教職員の個人情報はID、氏名、所属、メールアドレスで、学生はこれに加え入学年度と学籍番号が含まれる。また、Office 365ベースで教職員用が使用する「学内グループウェア」において、メールの本文と添付ファイルに記載されていた学外関係者の氏名、所属、電話番号、メールアドレス7972件と、学内関係者の氏名、所属、電話番号、メールアドレス、人事情報、給与情報など3586