「落札額は月1円」 全国19県警で超低額入札相次ぐ(1/2ページ)2008年10月23日15時4分印刷ソーシャルブックマーク 来年1月からほぼ全国で導入されるICカード型運転免許証の作製機器のリース契約をめぐり、月額0.015円や1円など格安での落札が19県警本部で相次いでいることが朝日新聞の取材でわかった。業者側は、付随する消耗品の納入で採算を取る狙い。ただ、大手関連の数社が入れ替わりで、「超低額」で落札する状況で、「警察の入札として不適切だ」と専門家は指摘する。 朝日新聞が全国の警察本部に聞いたところ、すでに入札を終えた30県警のうち、極端な低額での落札が判明したのは、秋田、栃木、新潟、富山、山梨、長野、静岡、愛知、三重、滋賀、奈良、和歌山、岡山、香川、愛媛、福岡、大分、宮崎、鹿児島の19県警。残る17都道府県警は入札をまだしていないか、随意契約だった。 19県警のうち、9県警は大日本