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広島県教委は21日に公表した内部調査結果で、県立学校の図書館リニューアル事業の指導を依頼している児童文学評論家の赤木かん子氏(東京)との取引に「違法性はない」と結論付けた。ただ、赤木氏が関わった15校で、改装に伴い11万冊余りの蔵書を廃棄。学校現場からは、代わりに小学生向けの赤木氏の著書を購入させられたなどといった不満の声が出ている。 【一覧】広島県教委の平川理恵教育長と親交のあるNPO法人や業者への発注問題の経緯 県教委は2018~22年度、県立高22校などで図書館をリニューアルした。改装後、来館者数が増えた▽本を活用して調べる生徒が増えた▽授業での利用が増えた―と評価する学校もある。平川理恵教育長は「学校を変える一つの方法として有効だ」と成果を強調している。 県教委は、赤木氏が関わった15校で11万1490冊を廃棄したと説明する。代わりに購入したのは1万3千冊。各校とも赤木氏が作成した
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「(仮称)読谷村総合情報センター基本計画報告書」より 「日本一人口の多い村(約4万人)」として知られる沖縄県読谷村が、全国でTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を、図書館の運営者に選定していたことがわかった。議会で正式決定されれば、2020年12月に発表された熊本県宇城市、大阪府門真市に続いて全国で9番目の“ツタヤ図書館”が沖縄にできる見込み。 驚かされるのは、その事業期間が“2025年4月(予定)より2045年3月(予定)”となっていることだ。「20年もツタヤ図書館が存続するのか」と、早くも不安の声が渦巻いている。 読谷村が3年後に完成を予定している、図書館を核とした複合施設のプロジェクト(仮称・総合情報センター及びその周辺環境の整備事業)を、民間の資金やノウハウを活用するPFI方式(民間資金等活用事業)で実施すると発表したのは、昨年4月16日のこと。 そ
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「Getty Images」より 東京都教育委員会は、都立高校・学校図書館の民間委託を来年度から見直す方針を固めたことが、このほど関係者への取材でわかった。 まだ予算案発表前のため詳細は不明だが、関係者によれば来年度からは新たに都立高校学校図書館の民間委託への転換は行わず、その部分については、学校司書を直接雇用とするための予算要求を盛り込むものとみられている(民間との契約も残しつつ、直接雇用で司書を補充する方針)。 役所のあらゆる業務の民間委託が急速に進むなか、なぜ都教委は、たとえ一部分とはいえ学校図書館を直接雇用に戻す決断を下したのだろうか。 「現時点で違法性を完全に排除できないため、都立高校の学校図書館をこれ以上、民間に任せられないということです」 そう話すのは、9月の東京都議会でこの問題を追及した都民ファーストの会の米川大二郎都議会議員(都市整備委員会委員長)だ。米川都議が問題視した
「Getty Images」より 2015年5月21日、東京労働局・受給調整事業部が突然、ある事業所へ調査に入った。 悪質なケースでは刑事告発も辞さない姿勢で、違法な派遣事業者を指導することで知られている同局が調査対象にしたのは、民間企業ではなかった。公的機関であり、なおかつ教育現場でもある、東京都立高校に設置された学校図書館だった。 いったい、学校図書館でどのような違法行為が行われたのだろうか。取材を進めてみると、意外な事実が次々と明らかになった。 学校図書館の民間委託について調べていた筆者は、事件の全容が詳細に書かれた文書を6月下旬に入手。そこからは、4年前に都立高校が民間委託していた学校図書館の運営において、「偽装請負」と呼ばれる違法行為を労働局から認定されたうえ是正指導までされていたことが判明した。関係者への取材によっても、その事実は確認できたのだが、なぜか当時、この件に関するメデ
海老名市立中央図書館HPより 「4月1日付で、新館長に高橋哲(あきら)氏が着任して、前館長の高橋聡氏は、副館長(館長補佐だったことがのちに判明)ということになったようです」 ある関係者から突然、そんな情報が寄せられたのは、6月上旬のことだ。 2015年10月に、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者となった「ツタヤ図書館」として、華々しく新装開館した神奈川県海老名市立中央図書館。佐賀県武雄市に続く2番目のツタヤ図書館として全国から注目を浴びた。 その館長が今年4月1日から、新たに次の5年間の指定管理契約がスタートするのに合わせて、新任者に代わっていたことがわかったのだ。 海老名市におけるCCC選定プロセスの不可解さについては、4月29日付当サイト記事『不祥事続出で有名なツタヤ図書館、海老名市が議論抜きで今後5年の委託継続決定か?』などで詳しく報じて
皆さんは「学術論文」を読んだことがあるでしょうか。 大学生や大学院生なら、自分の分野の論文は読んでいることでしょう。 情報が広く共有される現代でも、 「学術論文は専門家や研究者が読むもの」 「普通の市民は論文など読めない」 というイメージは今でもかなり強いように感じます。 私はこれを非常に「もったいない」と思っています。 実際には、「素人が専門の論文にアクセスする」ためのハードルは年々下がっているからです。 今や、素人でも「専門家が読んでいるのと同じ文献」をその気になれば読める時代になりました。 にもかかわらず「科学論文を読む素人」や「分野外の論文を読む学徒」が増えないのは、「論文の読み方」を大学以外でなかなか習えない、というのが一つの障壁になっているのかもしれません。 「論文の調べ方」「論文の読み方」に王道などありませんが、今回はあくまで私の例として、論文を探して読むためのハウツーを簡単
キャリコネニュースTOP 社会 三郷市の小学校の読書促進策に批判殺到「担任が児童の読んだ本を把握し個別指導」って本当? 学校「誤解を招いて申し訳ない」 不動産事業を行うハウスコムが運営するメディア「Living Entertainment」に6月29日に掲載された、埼玉県三郷市立彦郷小学校の取り組みが、ネット上で物議を醸している。児童に本を読んでもらうための施策の1つとして、学校の図書館の貸出記録のデータベース化を行い、 「児童ごとの読書傾向を学校側が把握できるようになり、今どんな本を読んでいるのか、あるいは1ヶ月で何冊の本を読んでいるかなどを的確に把握」 していると紹介されたためだ。記事では、児童の貸し出しデータを「担任の先生に配布することで、個別指導を行ったり、時にはオススメの本を推薦することもできる」とも書かれていた。 日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」では、「読者が何を読
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GP MAX!@Ninja650 @gaku800 @E2333001 これ勝手に温度などの設定変える学生がいるからでは。 1か所だけ設定を変えると複数のエアコンがエラーになって停止する可能性がある。 文句はその学生に言うべきであって、学校に言うのはおかしい。 少なくとも教養がある抗議とは思えませんな(;´・ω・) 2017-07-17 08:42:57 腐ったバナナ @k10banana @gaku800 お猿さんが操作できるならそうもなるでしょう。使用側ではなく管理側で一括制御できるようにしておけば良いことで、使わせないではなく使えるようにすることが当局の仕事かと。大規模施設だと普通のことですよ 2017-07-17 10:33:36
「読売新聞に掲載される『餃子の王将』の無料クーポン券が切り取られる被害が続いています」―― 都内のある図書館で掲示されている張り紙がTwitterで注目を集めています。関係者への取材で、この図書館での被害は現在止んでいることが分かりました。 話題となったツイート(画像加工は編集部による) 張り紙には「図書館資料の切り取りは器物損壊罪にあたります。切り取り行為はおやめください」と警告が。この張り紙に対し、写真を撮影した新爆さんは「図書館で調べ物してる人らは全員賢そうというか、知性や気品が感じられて普段ハーブティーを嗜みながら天然酵母パンとか食べてそうだけど、本当はお前らも王将食べたかったんかい」と独自視点のツッコミを投稿。同ツイートは4400回以上RTされています。 投稿に対しTwitterでは「うちの近くの図書館も、雑誌のプレゼントつき応募はがきが切り取られるもので、はがきに図書館のはんこ
神戸新聞社が小説家・村上春樹さんの高校時代の図書貸出記録を紙面に掲載したことについて、図書館利用者のプライバシーに抵触するのではないか疑問が寄せられていた問題。日本図書館協会は11月30日、神戸新聞社と村上さんの母校・兵庫県立神戸高校を調査し、協会側も含めた3者の見解を公開しました。神戸新聞社は村上さんの貸出記録に公益性があるとし、協会はプライバシーの侵害を主張。意見が分かれています。 当該記事の電子版 同社は10月5日夕刊で「村上春樹さん 早熟な読書家 仏作家ケッセルの長編 高1で愛読」という記事を掲載。神戸高校で元教諭が廃棄予定の蔵書を整理していたところ、村上さんが在校中に仏作家ジョゼフ・ケッセルを読んでいたことを示す図書カード3枚が見つかった、と報じる内容です。図書カード1枚と、村上さん本人、カードを見つけた元教諭の写真3点を掲載。さらに電子版「神戸新聞NEXT」では図書カード3枚を
精華町の国立国会図書館関西館で、同館の資料を使って高校生がインターネット上のオンライン百科事典「ウィキペディア」に、地元の地域情報を掲載する「サイエンスプログラム夏季実習」が行われた。 参加したのは、木津川市の府立南陽高校サイエンスリサーチ科1年生20人。実習は、所蔵資料を広く一般に紹介して利用を促進したい同館と、高校生の学習活動を広げたい学校側のねらいが合致、今回初めて開催した。ITを使って地元の活性化を図る「Code for 山城」代表で立命館大学院講師の青木和人さんが講師として協力した。 今回挑戦したのは、地元精華町のページに関連地域として「乾谷」と「柘榴(精華町)」の2項目を追加作成する課題。いずれも同町の南西部の地名で、学生らはまず地域を歩いて情報を収集。その後、同館で「精華町史」や「京都の地名由来辞典」などの資料を使って、ウィキペディアのページを作成した。 ウィキペディアでは出
「教育委員会の判子がなければ図書館は図書を買えないというシステムは、よその町とはまったく違うと思います」 昨年10月14日、宮城県多賀城市議会では、“反ツタヤ図書館”の急先鋒である藤原益栄議員から厳しい追及を受けるなか、自信満々でそう言い放った多賀城市の菊地昭吾教育長の言葉は、後から思えば、単なる強がりではなかったとわかる。 ちょうど同じ頃、新図書館開館に向けて蔵書整備の準備を急ピッチで進めていたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と市教育委員会は、水面下で主導権争いの激しい神経戦を繰り広げていた。 市教委とCCCの静かな争いが勃発 今年3月21日にオープンし、全国で3番目のツタヤ図書館として話題を集めている宮城県・多賀城市立図書館。運営を担当するレンタル大手・TSUTAYAを展開するCCCが、同図書館の蔵書として購入するために選書した中に、市場価値の低い古本が大量に含まれていたこ
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