インド映画、「反ヒンズー的」と批判 ネトフリ配信停止、警察捜査も 2024年01月15日13時31分配信 インドのヒンズー至上主義組織「民族奉仕団」(RSS)活動家=2023年4月、南部チェンナイ(EPA時事) 【ニューデリー時事】インドで制作された映画に「反ヒンズー教的」だと批判が集まり、動画配信大手ネットフリックスが作品の配信を停止する騒ぎがあった。地元報道によると、警察は「宗教心を傷つけられた」との訴えを受け、主演俳優らに対する捜査を始めた。 ジブリ作品、ロシアから消える 惜しむ配信サイトは2円セール 映画「アンナプーラニ(食の女神)」は、古来の身分制度カースト制の司祭階級「バラモン」の家庭で育った主人公の女性が一流のシェフを目指し奮闘する物語。主人公が肉を調理するシーンやヒンズー教の神が肉を食べるかのようなせりふがあり、昨年12月に公開後、ソーシャルメディアを中心に批判が広がった。